IMG_0786
iPhone 15 Pro back triple camera 6.765mm f/1.78
ƒ/1.8 6.8 mm 1/12346 80

さて、iPhoneの絵はトーンが貧弱だとか、階段状だとか言ってきましたが、今回はそれを検証してみます。

デジカメのトーンが貧弱なレンズだと雲のトーンが白一色みたいなまるっきりトーン表現ができないものが存在しますが、現在のiPhoneは豊富な階調を実現しています。

ただし、雲の立体感というか、もくもく感が感じられない平面的な絵に見えます。



iPhone 15Proトーンの検証14

上の写真の雲の部分を拡大してみます。
真夏の入道雲のもくもく感が全然表現できていません。



iPhone 15Proトーンの検証20
iPhone 15 Pro back triple camera 6.765mm f/1.78
ƒ/1.8 6.8 mm 1/12346 80

豊富なトーンを感じるというのはこの絵でわかると思います。
ハイライトからシャドウまで白飛び、黒潰れ無しに豊富に描き分けているように見えます。
トーンは豊富だけれども、階調表現というかグラデーションが弱い。
階段状の明暗の変化なんですね。

iPhoneのトーンの表現は、一瞬にして数十枚の異なる露出で撮影した絵のそれぞれのトーンの最適なものを合成して豊富に見せているわけで、デジイチの優秀なレンズが捉えたたった一枚の中で豊富なトーン表現を実現できる絵とは全くの別物です。

逆に、どれほど高額な一眼システムとレンズがあったとしても、たった一コマの絵で撮影したものは、数十枚から合成したものと勝負すると高級一眼がいとも簡単に負けてしまう?w
そのようなことが簡単に起こりうるわけです。



iPhone 15Proトーンの検証1
Nikon D750
ƒ/2.8 80.0 mm 1/100 100

より細やかなトーン表現(階段状ではない)ものとの比較をしてみましょう。

こちらはフルサイズ一眼レフで撮影した絵です。
80mmでF値が2.8です。



iPhone 15Proトーンの検証2
Nikon D750
ƒ/2.8 200.0 mm 1/200 180

同じくズームしても200mmでF2.8とかなり明るい望遠ズームの絵です。



iPhone 15Proトーンの検証3
Nikon D750
ƒ/2.8 185.0 mm 1/320 100

少し見た目よりも太陽が明るく写っていたのでマイナス補正をかけています。



iPhone 15Proトーンの検証4
Nikon D750
ƒ/2.8 185.0 mm 1/500 100

もう一段マイナス補正をかけてみました。
これがいわゆる一眼カメラの絵ですね。
一枚につき一コマの一発勝負の絵です。

同じ日の、同じ夕日をiPhone 15Proで撮影してみました。
ソフトウェア補正をふんだんに効かせた絵は?
どう写るのでしょうか?



iPhone 15Proトーンの検証6
iPhone 15 Pro back triple camera 6.765mm f/1.78
ƒ/1.8 6.8 mm 1/671 80

まずは超広角。



iPhone 15Proトーンの検証7
iPhone 15 Pro back triple camera 6.765mm f/1.78
ƒ/1.8 6.8 mm 1/404 64

標準レンズ。



iPhone 15Proトーンの検証8
iPhone 15 Pro back triple camera 9mm f/2.8
ƒ/2.8 9.0 mm 1/99

3倍望遠。



iPhone 15Proトーンの検証9
iPhone 15 Pro back triple camera 9mm f/2.8
ƒ/2.8 9.0 mm 1/99 32

望遠デジタルズーム。



iPhone 15Proトーンの検証10
iPhone 15 Pro back triple camera 9mm f/2.8
ƒ/2.8 9.0 mm 1/99 32

デジタル15倍ズーム!

面白いことに超広角から15倍ズームまで良くも悪くも同じように太陽が写っています。
トーンというか階調は二階調くらいにしか見えませんな^^;w


最後に一眼レフの絵とiPhoneの絵を部分拡大して比較してみます。



iPhone 15Proトーンの検証12

こちらがフルサイズ一眼レフの絵です。
F2.8とはいえズームレンズなので単焦点レンズであればもっと豊富な階調のグラデーションを実現できると思いますが、少なくとも6段階(6ステップ)以上の階調を感じ取れますね。



iPhone 15Proトーンの検証13

こちらがiPhoneの絵です。
階調表現としては二段階(2ステップ)くらいにしか見えません。
これが階段状の階調表現ということです。
雲のもくもく感が表現されていないのも同じ理由ですね。

これがスマホカメラの弱点か?
そう問われると、逆に伸び代にしか見えませんし、そこさえカバーできればデジタル一眼は終了! ^^;w
まあ、実際に消えてなくなることはないでしょいうけど、超高級機しか生き残らないのではないでしょうか?

iPhone15 Proは私でも整備済み品を新古で手に入れましたが、超高級デジタル一眼はボディーが50万円以上、標準ズームの24-80 F2.8が50万円くらいでボディーと標準レンズで100万円コース!
そんな感じになってしまうのでは?

この細やかなトーン表現さえクリアしてくれれば、20万円で買えるスマホは格安に見えてきますね^^;w
そしてそれはそんなに遠い話でもなさそうな気がしています。

 

Add Comments

名前
 
  絵文字
 
 
QRコード
QRコード
記事検索
Archives
カテゴリ別アーカイブ
最新コメント
読者登録
LINE読者登録QRコード




ブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: