OCLPの地雷を踏んだ

Open Core Legacy Patcher(OCLP)は、本来ならインストールできない古いMac(あるいは古くないWindowsマシン)に最新のMac OSをインストールできる環境を擬似的に作り出すユーティリティです。

その周辺に多数の地雷が埋まっているであろうことは容易に想像がつきます。

今回はここ最近実際に踏んでしまった地雷を書き留めておこうと思います。

同じ轍を踏まないように^^;w



OCLPの地雷を踏んだ

ことの発端はこれです!w

入手可能なアップデート!

macOS Tahoe 26 今すぐアップグレード!!!w




OCLPの地雷を踏んだ

ここまできたらいけると思うじゃないですか??

普通、、、、。




OCLPの地雷を踏んだ

この画面が出たかどうか?

はっきりとは記憶にありませんが、、、、。

出たとしても、出なかったとしても、このあと再起動をかけても起動途中で固まります。

どう足掻いても、2度と起動することはありませんでした。

なぜならOCLPがmac OS Tahoe 26にまだ対応していないからです!

OCLPがmacOS 26に対応したら成功する可能性はあります。

こうなると、手の施しようがありません。

ドライブを初期化して一からOSを入れ直すしかありません。

その場合も、パーテーションのみを初期化しなければならず、ドライブ全体を初期化してしまうとOCLPまで消去されてしまうのでインストールしなおしても新しいOSだとインストール完了前に無限再起動ループが始まります。

実際にそれも経験しました。

そこからどうやって立ち直ったのか??

もはやよく覚えていません。

最悪の事態から復元する最も確実な方法は、今回の場合Mac Pro2010がネイティブにインストールできるOS Mojaveですかね?

をインストールしてOCLPをドライブのルートに仕込んでからの、Squoia MacOS 15をクリーンインストールという流れになると思いますね。

まあ、それで無事OSのインストールに成功したとしよう、、、、。

普通なら、そこからTimeMachineバックアップからデータを復元を試みるよね?

こんな感じさ??w



OCLPの地雷を踏んだ

この画面までは普通に出ます!

やれやれ、胸を撫で下ろす瞬間だよね??

ところが!!

このあと再起動の無限ループに陥り、ついには起動不可になります^^;

終わりましたな、、、、、。


これはバックアップからの復元でも、クリーンインストール後の移行アシスタント経由でも同様に起動不可に陥ります。

正しい手順は下記サイトに書かれております。




OCLPを使ってインストールしたmacOSでも、Time Machineバックアップを利用することができます。
バックアップは通常通り行うことができますが、バックアップから復元する際には、一旦ルートバッチを外してから復元を行わないと、起動画面とプログレスバーが表示されたままOSが起動しなくなってしまいます。

注意: 現時点では、SequoiaでTime Machineバックアップや起動ディスクから復元後、「移行が完了しました」の画面が表示された後にMacを再起動しても、再びこの画面が表示されてしまい、先に進むことができない問題が発生する場合があります。
この場合は、バックアップからの復元を使用するのではなく、一旦Sonomaをインストールしてからデータの復元を行った後、Sequoiaにアップグレードする必要があります。




バックアップから復元する際は、以下の手順に従ってください。

まずは初期設定を完了させます。
初期設定中の復元画面では復元しないで進めてください。
ここで復元してしまうと、OSが起動しなくなってしまいます。
OCLP Appを開き、「Post-Install Root Patch」から「Revert Root Patches」を実行します。
すると、ルートパッチの解除作業が始まります。
作業が終了したら、Macを再起動します。
ルートパッチが適用されていない状態でOSが起動するため、一部の機能が使用できず、動作もかなり遅くなっていますが、正常です。
しばらくしてルートパッチの適用を促すウィンドウが表示された場合は、「キャンセル」をクリックして閉じます。
「移行アシスタント」アプリケーション(デフォルトでは「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダの中に入っています)を開き、復元したいバックアップから復元します。
バックアップからの復元にはしばらく時間がかかります。
バックアップの復元が完了したらルートパッチを適用します。
ルートパッチの適用を促すウィンドウが表示されている場合は、「OK」をクリックし、画面の指示に従ってルートパッチを適用します。
ウィンドウが表示されていない場合はOCLP Appを開き、「Post-Install Root Patch」内の「Start Root Patching」を実行します。
すると、ルートパッチの適用作業が始まります。
作業が終了したら、Macを再起動します。
うまく起動すれば、バックアップからの復元作業は終了です。
お疲れ様でした。



相当ややこしいので、現実的には新たにマシンをセットアップして必要なデータのみTimeMachneから引き出してくるのが有効だと思います。

実際には、タイムマシンに入って写真ライブラリーとMUSICライブラリーのみを復元しました。

それ以外の重要なファイルはiCloud経由で「デスクトップ」と「書類」ホルダーの内容はMacBooPro2台とiPhoneに共有されているので消えて無くなることはありません^^;w

まあ、写真も必要だと思われるものはFlickrなりFaceBookなりに上げてあるのでいざとなればその辺を漁れば出てくると思われるのですが、必要なものなんて??

あんのか??w

このブログそのものがFlickrのインデックスみたいなものです^^;w


ということで、今回の地雷の回避策は、

1.OCLPでSequoiaを実行している場合はソフトウェアアップデート経由でOSアップデートを実行するべからず!

2.OCLP経由でOSの再インストールを試みるときはドライブ全体を初期化するのではなく、パーテーションのみを初期化すること!

3.SequoiaをOCLP経由でインストールする場合TimeMachine Backupからのデータ復元は厳禁!
  移行アシスタント経由の移行もNG!


この3点でした。


 

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