googleアドセンスを利用した詐欺広告の動きが活発化しています。
特に週末土日を狙ってくるようですね。
見つけ次第ブロックしていますが、毎回新しいタイプのものを仕込んできます。
と同時に、過去に現れたスパム広告も普段は死んでいるのに、ゾンビのように活発化してきます。
ブロックしておいたスパム一覧の中にゾンビたちが動き出してきました。
普段は「ブロック済み」を表示させても何も現れませんが、数ヶ月に一度くらいの間隔で一斉に動き出して、週明けになったらまた墓場に戻るという攻撃を繰り返しています。
これはEMOTETウイルスと同様で、攻撃を仕掛けるときは一斉に動き出し、ある程度効果を上げると形を潜めて影に隠れる、、、、。
その繰り返しです。
それでは今回のスパム広告の概要を見てゆきます。
これらは全てブロック済みなのでうちのサイトでは表示されないはずですが、同様のもので新たに仕込まれたものは表示される可能性があります。(この画像では一部無関係のものも映り込んでいます)
この辺りは去年くらいのスパム広告ですが、ゾンビのように一斉に湧いてきました。
活動していないときは、このブロックされた広告一覧からは消えていなくなります。
この辺は一番古いタイプのもので、最新のものは海洋流出処理水についてみたいな広告を装っているようです。
うちのサイトではまだ見かけていません。
で?
実際に広告をクリックしたらどうなるのか??
どう対処すれば良いのか??
最新のスパムはOSの判別をして表示させる詐欺サイトを変えてくるみたいですね。
以前はWindowの警告画面でした。
Macなのに?
Windowsの警告は有り得んやろ???と笑っていましたが、最新のものはMacにターゲットを合わせてきます。
APPLEサポート窓口に電話するように案内されます。
もちろん電話してはいけません!
対処方法としては画面上のボタンは触らずに、Safariをメニューバーから終了させます。
キーボードの「⌘」(コマンド)+「Q」キーを同時に押しても構いません。
その方が早いか??
「いざとなったらコマンド+Q!」
と、覚えておきましょう!w
「このページから移動」と出たらそのままクリックして終了します。
万が一、画面上のX(バツ)ボタンで閉じようとすると、全画面表示になって画面を乗っ取られてしまいます。
そのときは慌てずに「esc」エスケープキーを押せば通常の画面表示に戻りますので、Safariを終了させてください。
この広告を今後表示させたくない方は下記の方法をお試しください。
上記の記事はサイト運営者側の対処法です。
これでgoogleに詐欺広告だと直接通知されます。
閲覧者側の対策としては、
広告の右上の × ボタンを押します。
フィードバックを送信を押します。
広告のコンテンツが不適切を押します。
これで、googleに直接通知が行きます。
ただ、通知したからといってすぐに消えるわけではありません。
対処しようと思った頃にはすでにトンズラしていなくなってる??
そしてまた、ほとぼりが覚めた頃にゾンビのように現れる!
その繰り返しですね。
だとしても、通知しないよりはした方が良いと思います。
スパム広告はクリックしないのが一番良いので、実際に事例を並べておきます。
うちのサイトでは全てブロック済みなので、表示されるとしたら新しいタイプのものになっているはずですが、共通点が多いので参考にはなると思います。
>
以上の広告は全て詐欺広告ですので絶対にクリックしてはいけません。
ここに並べたものはスクショなのでクリックしても実害はありません。
最後に参考になる記事をいくつかご紹介しておきます。
トレンドマイクロの記事です。
こちらも参考になると思います。