さて、去年取り掛かったタイムドメインの試作システムですが、、、、。
1ヶ月くらいこの状態で鳴らしてみてメインシステムとして入れ替えることにしました。
こんな感じですね。
ちょっとポジションが高すぎるのかなとも思いましたが、ボーカルはFMチューナーの真上くらいで定位するので、高いとは感じません。
これで完成だとは思っていませんが、とりあえず自立できるデザインということで最小構成の部材で組み上げています。
どうやって自立させるか??
1年くらい頭を巡らせても良い答えが思いつかず、、、、、。
取りえず無垢の木の玉を足にすることによって加工精度の低さを吸収しています^^;
ユニットはALTEC Lansing A215というPCスピーカーのユニットで、ALTEC伝統のクロスエッジを採用しています。
自立できる最小構成です^^;
これでアンプはYA-1 スピーカーもタイムドメイン仕様になってFMをよりリアルな音で聴くことが可能になります。
まだまだ、チューニングは道半ばなのでこれから色々試してみようと思います。
今回の箱はタイムドメインらしい音はもちろんですが、後々のチューニングもやりやすい構成だと思います。
現状では、色々詰め物で誤魔化している感じで、確かにおかしな音は出てきませんが、能力を最大限発揮しているとは言い難い??
ちょっと無難なところで妥協している感じがしてきました。
すでに1ヶ月以上エージングしてきているのでアンプもスピーカーも本領を発揮しているはずです。
あとは、追い込み方次第か??
とりあえず、抑えているものを解き放ってからアクティブな状態でどう制御するか??
その辺が課題ですかね??
チューニングというと何か位相のズレを制御しなきゃみたいな思い込みがあるんですが、タイムドメインの場合は、時間的なズレ、反射音、反響音を抑えて、時間軸が一致している音は背極的に解き放つような設定を探るのが正解なのかも??
その辺から試してみたいと思います。
一方、これまで部屋のメインスピーカーだったものは、当初の予定通り工房に移設しました。
TRIO KA-9300は出力が2系統切り替えられるのでスピーカーも2系統繋げてあります。
箱に入っている方はALTEC CF 404-8Aです。
このユニットは音が早いです!w
ALTECサウンドは音の速さを売りにしていたと思います。
その分、重低音はからきしダメで特にデジタル音源のうような人工的な音では簡単に破綻するようなシステムになりがちだったかも??
YA-1の音は車で例えればポルシェという感じですかね?
LEPYの音はアルトワークスだと思いました^^;w
KA-9300の音は昭和時代のクラウンと追う感じの音です。
なんというかDeluxな音!!w
非常に心地の良い音で飽きが来ない、静かな音で、力もある。
ただ、どこか細かいところ、微弱音というのですかね?
そういうものが欠損してしまう??
これは、比較しないと聞き取れない部分なので、比較しない限りは気がつきません。
こちらのシステムはFドメイン的にバランスの取れたシステムになっています。
改めて聞いてみるとうちのメインシステムだった陶器の箱は低音がぼやけているのがはっきりと聴き取れてしまいます^^;
こちらは、工房のBGMというか工房でFMを聴くためのシステムなので耳障りが良いのが有効だとは思います。
もう一つ、このシステムがありがたいと思うのは、自宅のタイムドメインでFMのパーソナリティのボイスがすごく不自然に聞こえた時に、果たしてこれがスピーカーのせいなのか?
それ以外に原因があるのか??
判断に迷うことがあります。
これは特にYoshii9を聴いていた時に感じた不自然な違和感というのかな??
同じアナウンサーの声が不自然に聴こえます。
これを工房のFドメインシステムで確認してみると、やはり不自然な音に聞こえることが確認できました。
だとしたら原因はスピーカーではなく、むしろ放送局のマイクの特性とかミキサーの癖??とか??w
それ以外の要因である可能性が高くなります。
写真の話はブログでは絵を見せられるので説明しやすいですが、音の話になると説明しづらい部分ではあります。
なので、全く伝わらないと思いますが^^;
それはそれとして、また何か変化があったらこちらでも報告しようと思います。