
さて、なんだかしらんけど??w
いろいろ集まってきましたので、一旦整理しておきたいと思います^^;
とりあえず同じ条件で聴き比べてみました!

まずは、この三機種から!
今回はKT-7020でFMを流しながら1時間程度聴き続けた感想です。
同じ音源を切り替えながら聴き比べるというのとは趣向が異なります。
ある程度の時間、同じ音源で聴き込んだ感想という感じですかね??

まずは今回入手したKENWOOD R-SE7小型レシーバーです。
レシーバーと言ってもピンとこない方も多いと思いますけど^^;
今から40年くらい前のオーディオでは、プリメインアンプとFMチューナーが一体化したものをレシーバーと呼んでいました。
50年くらい前のセパレートステレオ時代はレコードプレイヤーとレシーバー(FMラジオ+プリメインアンプ)が一つの箱に収められていて、左右のスピーカーシステムがセパレートで自由な位置に置けるというスタイルがトレンドでした!
それ以前はモノラルで真空管の時代で一体化した物が主流でしたかね??
まあ、レシーバーというのはその頃ついた名前の名残だと思います^^;w
近年では、例えばONKYOのCR-D1なんかがCDレシーバーとか呼ばれていました。
今回のオーディオの入れ替えの大義名分は「FM放送を良い音で聴きたい!!」この一点です!w
なのでCDは必要ありません!w
実はCR-D1もとあるリサイクルショップで見つけたんですが、1万円以上していたので検討のすえ見送りました。
デジタルアンプというのもちょっとなぁ、、、、。
まあONKYOの評判のよかったデジタルアンプの音も聴いておきたかったというのはあるのですが、、、、。
それよりは、今回のKENWOODのピュアA級アンプに心が動きましたな!w
んで??w
肝心の音はどうなのよ??
実際に流してみると、なんとも滑らかで聴き感触の良い音です。
そでいながらミニコンポらしからぬどっしりとした重量感のある音という感じか??
とは言っても、所詮はミニコンです!w
1時間程度聴き続けて飽きないというか、嫌にならない音という点では合格ですね!
中には聞くに堪えないものもあるので、これは正解だと思います。
純A級で5W+5Wという出力は、まあ狭い部屋とかデスクトップアンプとして活用するにはちょうど良い出力だと思います。
耳元で5Wなんて爆音です!!w
で?
他と比べてどうなん??
そうですね、これ以降は比べないとわからない部分です。
滑らかな音??
それってどうなん??
音が滑らかになるって???
この点に関してはKA-S10とYA1の音と比較すると、滑らかというのか??
音と音の間に本来は無音の静寂があるはずなのに??
そこが無音にならずに、なんかの音を引きずっているような印象ですかね??
隙間が無くなる感じ??
わかりやすくいうと、カラオケでリバーブとかエコーとかをかけた状態という感じかな??
カラオケでエコーをかけると下手な歌でも多少は聞ける音に聞こえてくる??w
意地悪な言い方をすればそんな感じかもしれません。
A級アンプはアイドリング電流というのかな??
増幅後の電流が最大値で常時流れていますので立ち上がり特性は素速い感じだと思われます。
逆に立ち下がりというのか、音が消えるはずの瞬間もアイドリング電源は最大限流れ続けるのでブレーキが効かない感じになるのかな??
まあ、そこまで私の耳で聞き取れるとは絶対に思えないので!w
滑らかで立ち上がりの良い音という印象ですかね??
滑らか=加速は素早いがブレーキは効かない感じ??
そんな感じかな??
この音を聞いて、ブレーキが効かないと感じられる人はほとんどいないと思います。
大多数の人は普通に良い音だなと思うんじゃないかな??

続いては、KA-S10。
構成的にみるとYA1に近いというか、ワンチップの中華アンプと中身はそんなに変わらない感じですか。
最近ではワンチップの中華アンプもかなり評判良いですよね?
ただ、筐体がちょっと豪華な感じでそれが逆に仇になってるのかな??
もう一つの特徴は、R-SE7がセレクターとか音量とかリモコンで操作可能なデジタル制御になっているのに対して、KA-S10の場合はアナログというか、機械式というか、ボリュームとセレクターくらいしかないので、メカニカルな構成になっています。
信号が、セレクター → ボリューム → パワーアンプ → スピーカーと単純明快な経路を通過しております。
この違いも大きいと思いますね。
同じワンチップでKA-S10と裸のチップを聞き比べた記事がありますので、参考にしてくださいませ!w
音を出してみてびっくり!
めっちゃ良い音やん!!
まぢか??www
明らかに余裕でKA-S10を超える音ですね^^;
リアリティが違う!
生々しく野太い音に聴こえます。
こうも違うものかね??w
KA-S10もほぼ同じと思われるチップメーカーのTDA7265というパワー・アンプを採用しているので、本来であれば同等の音が出てもおかしくないはずなのに、、、、、。
それでもKA-S10はミニコンポに比べれば、随分と回路も単純化してあり音の劣化は少ないと思っていましたが、ここまでシンプルな構成のものと比べるとその差は歴然^^;
まあ、裸のアンプというのは現実にはありえない話なので^^;w
印象としては、R-SE7に比べると音の解像感というのか?粒立ちというのか??
R-SE7では渾然一体となって音になっていた物が、それぞれの音源で独立した音として聞こえてくる感じですかね??
音と音の隙間も無音であることが確認できるようになると思います。
というか、この音は私自身が3年ほど毎日聴き続けてきた音なので聴き慣れた音でもあり、飽きの来ない音でもあります。
脚色のない素のままの音という感じかな??
自分にとってのスタンダードが結構イケるんじゃないか??
そんな感じでした。

んじゃ??
YA1はどうよ??
引き締まりましたね!
KA-S10の傾向の音をさらにブラッシュアップしたというのか?
解像度がまるで違う!!w
この音に比べると、前の二つはぼやけてるというのか?ピントが合っていない音に聴こえます^^;w
そうだね!
カメラで言えば、ピントがズバリ合ってる写真と、ちょっとズレてるよね??
そんな印象ですかね??
ただし、ピントが合っている音を知らないと、ちょっとピントがずれてるとは感じないというか、わかりませんよね???
知らぬが仏???w
この辺は経験値の話なので、経験値のない人にどれだけ熱心に説明しても絶対に伝わらない部分ですね^^;w
YA1の場合、電源が別になっているので本体が極めて小さい!
そして独特の形態!
この形がタイムドメインなんでしょうね。
中はまだ見ていないのでどんな秘密が隠されているのかはまだわかりませんが^^;w
自分のものなのでいつかは確認してみたいか??w
解像感もスピード感もピカイチなんですが、それでいながら重量感というか低音楽器の量感も他のものに比べるとしっかりとした重心の低い音で鳴ってくれます!
出るとこは出て、引くところはきちんと引く!
いや、良いですね!!w
デスクトップアンプとしては理想形じゃないでしょうか??
サイズも今回の中では一番小さいです。
それでいながら小型中華アンプとは別次元の世界ですね!
お値段の方も二桁(三桁??)ほど違いますし、出回っている数も極めて少ないので入手は困難だと思いますが^^;
ん?
すでにYA1はサイトから消えてる??
YA2に置き換わってしまったですかね??
さらに高級品??
こんなのが出てますね。
その他ライセンス品としての単体アンプも結構出てますね!
お手頃なのは3万円台から新品で手に入るようです!
これなんか良いんじゃないか??w
私はYA1があるので買わんけどね^^;w
入手前だったら、ちっと揺れたかも???www

んで?
PANAのSA PM370-SDです!
これは本体のFMチューナーで受信した状態。
これはひどい!!w
全体的に解像していない感じ、、、、、。
ぼわんぼわんと霧の中??w
低域が明らかに誇張されていて、ボリューム感は無理やり出しているのに全く解像していない感じ、、、、、。

こちらはKT-7020からAUXで入力した状態!
なるほど、FMチューナーがダメだったのね??w
かなり良くはなったが、、、、、。
それでもなんだか、低域がボワンボワンと強調してる感じは変わらない、、、、、。
フラットじゃないよね??
ということは、嘘じゃん!!w
なんとなく、民衆が好きそうな音に作り上げられた音!!
そんな感じかな??
立ち上がりも立ち下がりもクソもへったくれもない!!!w
どれもダメダメです^^;
10分聞いたら嫌になる音!w
正直ラジカセの方がまだ聞けると思います。
まあねぇ、、、、。
3万円台でCD、FM,AMチューナー、MD、カセットテープ、SDカードの音源!
これら全てに対応しております!!
音が良いとかというよりは、どれだけの音源に対応できるのか??w
どれだけやりたいことを実現できるか??
そこに重点を置いてる感じかな??
音質は二の次??w

実際に台所のFM再生機器としては、、、。

こんな感じで冷蔵庫の上に置いていましたが、この音じゃ聴くに堪えなかった^^;w

なのでR-SE7になったわけです。

スピーカーはALTEC最後の小型ユニットを使っています。
OEMで供給されたユニットもクロスエッジが採用されています。
生産は韓国、中国に委託しても曲げられないALTECの意地を感じますね!w
この後もALTECのロゴの入ったユニットは存在しますが、それらは中国に買収された後の名前だけのALTECで、伝統のクロスエッジは廃止されてしまいました。

立ち下がり特性云々は冷蔵庫の上の空きスペースコンポにとってはほぼ関係ないですね^^;
聴きたいFM放送が料理しながら快適に聞けるようになりました!www
換気扇のノイズやら、まな板の音やら、フライパンを炒める音やらそう言った音にFMのパーソナリティの声が一切かき消されることなく聞き取れます!w
スピーカー自体が小さくて低域のボコボコした音をはじめから再生しない(できないw)のでいくらボリュームを上げても破綻しません。
家中に響き渡るような音量に上げてもほとんど歪み感を感じない音です!w
何よりもFMチューナー内蔵でこのサイズが嬉しすぎますね!!w
チューナー自体もPLLシンセサイザー方式で、腐ってもKENWOOD!という品質ですよ!w
台所にこれ以上のものは全く不要という感じです^^;w