さて、ファーストインプレッションの最後です。
ワイド端24mm(換算36mm)
35mm(換算52.5mm)
50mm(換算75mm)
70mm(換算105mm)
85mm(換算127.5mm)
120mm(換算180mm)
ほうほう^^;w
これは万能ズームだわ!w
ワイド端
画角も自由自在だな!w
これは冬場になったら必須レンズだな!w
テレ端!
白山様のお出ましでございます!
久しぶりに見たな^^;
デジタルズームX2!!!
換算360mm相当だ!!w
これはすごいな!!
AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dでござる!!w
でかいけど、それほどでも無いか??w
NEX-5RだとAPS-Cだけど、フルフレームなら広角24mmから使える!
24−120mmと言うと、、、、。
DSC-R1と同じ画角ですな^^;w
テレ側に振るとこんな感じだ!w
報道関係者向けに開発された万能レンズなのだそうだ!w
本当万能レンズという感じですね。
これは写欲をそそられるわ!w
山でも使えそうだな^^;
万能の標準ズームを求めて
AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D
当初企画部門からの提案は、より小型で高性能の28-200mmだったそうだ。
しかし彼は別のスペックを考えていた。
当時NIKKORのラインナップには24-50mmという広角ズームと28-85mmという標準ズームがラインナップされていたが、報道プロからは、「24-50mmでは望遠側が足りないし、28-85mmでは広角側が足りない。
24-50mmの50mm側をもっと望遠にできないか?」という要望が寄せられていたのである。
佐藤さんも自身の経験から、旅行にもってゆくなら広角はせめて24mmはほしいし、近づけないことあるから望遠も100mmは欲しい。
旅行写真を1本で済ませられる万能レンズができないものかと密かにアイディアを温めていたのである。
そして課長に直談判に行ったのだ。
「24-120mmのスペックでやらせてください!」
確かに28-200mmの7.1倍ズームに比べズーム比5倍で見劣りするが、望遠側200mmより広角側24mmにした方がインパクトもあるし、ユーザーからの要望もある。
ぜひ24mmスタートのズームをやらせてほしいと。
一般にズームレンズのレンジ拡大は、望遠側より広角側の方がはるかに難しい。
24-120mmは28-200mmより難しいスペックだと理解しつつ課長は了解したのである。
「わかった、24-120mmで進めてよし。
ただし、しばらく検討して目処がつかなければ28-200mmに戻すこと。」
このような経緯で24-120mmの開発はスタートしたのである。
ニッコール千夜一夜物語
第五十八夜 AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D
↑ この記事を読んでエンジニアの本気を感じました!w
自分のコンセプトを実現させるためには、初めは妥協しない!
コスト度外視で開発されることが多いですよね^^;w
それで、成功して評判が上がると次はコストダウンを考えだす、、、、、。
エポックメイキングに成功した製品はより量産化に適した仕様に変更が加えられ、材料費も再考される感じかな??
なので、初代のAI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dは採算度外視のプロトタイプ的な感じなのかなと考えた次第です^^;
この時代のAFレンズは外部からのモーター駆動なので、レンズ本体にはモーターも制御回路も一切入っていません!
なので、軽量であるとともに、普通にMF用のフォーカスリングを備えています。
MFで使えると言うのが最大の強味!
それ以前のMFレンズと同様にマウントアダプタで普通に使えてしまいます!w
AF専用レンズになってしまうと、他のシステムには適用できないものがほとんどになってしまう、、、、。
10万円とか20万円とか出して買ったレンズも、そもそものカメラシステムが開発終了したら、煮ても焼いても食えないただのゴミに成り下がります^^;w
そんなことが、今や普通に現実として目の当たりにする今日この頃ですかね??