さて、取立山護摩堂山周回、実際に現地を歩いて観察した状況を含めて理想的なルートについて考察していきます。
教訓を生かさないと、、、、、。
学ばない豚は、ただの豚だ!w
いずれのルートも、護摩堂峠を始点として国道に降りるまでの距離と標高差を検証しています。

まずは、今回のルート。
検証してみると、等高線の間隔が多少ゆるい箇所がありますので、等高線に沿って水平移動して尾根に乗れば、それほど苦労することなく降りてこれた可能性はあります。
後で追記します。

沿面距離:約3.2km
累積標高差:+約220m ー約635m
途中でルート変更したため、無駄に標高にして100mほど登り返しています。
時間的には1時間ほどのロスが出たと思われます。
この周回コースにはエスケープルートがあるように見受けられます。

この写真で向かって左前方に伸びている尾根です。
下りながら、あの尾根のほうが安全そうだなと感じておりました^^;
実際に地図上でルートを検証してみましょう。

緑色の線で示したのが、エスケープルートです。
護摩堂峠から南に進む林道があり、そこから分岐して、南南西の尾根沿いに林道がまっすぐに伸びています。
林道は途中で途絶えてしまいますが、ワカンで進めるような時期なら、尾根に沿って下りてくればそれほど危険のないコースだと予測されます。

沿面距離:約2km
累積標高差:+約27m ー約449m
をいをい^^;w
こっちの方が断然近いやん!w
しかも、国道歩きもかなり短くなるし、、、、。
続きましては、バックカントリーのスキーヤー達が滑走したであるだろうと予想されるルート。

紫色の線で示したものです。
大体こんな感じでしょう。
今回も、このルートを下ればそれほど問題はなかったはずです。

沿面距離:約2.85km
累積標高差:+約74.6m ー約493m
本来であれば、こんな感じだったんでしょうか?
続きましては、谷峠まで縦走した場合。

青の線で示します。
この場合、車を一台谷峠にデポして、もう一台で登山口まで行って、帰りに回収してくるという感じなりますので、車は二台必要です。

沿面距離:約3.4km
累積標高差:+約75m ー約458m
この場合、尾根筋を歩いていくのでほとんど危険はないでしょう。
また、絶景が楽しめる可能性もあります。

すべてのルートを重ねてみるとこんな感じになります。
上から、
青:谷峠までの縦走
紫:バックカントリーのスキーヤー達が滑走したと予想されるルート
赤:今回実際に歩いたルート
緑:エスケープルート
それぞれの項目を比較してみましょう。
沿面距離
谷峠までの縦走:約3.4km
バックカントリー:約2.85km
今回のルート:約3.2km
エスケープルート:約2km
累積標高差+
谷峠までの縦走:約75m
バックカントリー:約74.6m
今回のルート:約220m
エスケープルート:約27m
累積標高差ー
谷峠までの縦走:約458m
バックカントリー:約493m
今回のルート:約635m
エスケープルート:約449m
こんな感じですね。
まず、数値的にはエスケープルートが距離も累積標高差も最小になっています。
取立山登山口まで国道を歩く場合も最短コースで戻れますね。
周回を考えていて、時間的に余裕がなくなった場合は、エスケープルートを頭に入れておくと良いでしょう。
実際には、歩いてみないと確かなことは言えませんが^^;
少なくとも、非常事態なら選択に値すると思われます。
続いて、今回歩いたコースですが、途中までは、非常に歩きやすいコースでした。
地図をよくよく読み取っていたならば、、、、。

赤の太線で示したようなルートも有りだと思われます。
ただし、スマホのGPSアプリにルートを書き込んで、位置を確認しながら移動することが必須条件です。
あくまでも、谷に迷い込んでしまった場合の緊急措置的な対応ですね。
注)護摩堂谷は雪崩の危険があるとのご指摘をいただきました。
実際に雪の感触は表層雪崩が起こりそうな状況でした。
斜面沿いを移動するのは、雪崩に巻き込まれる可能性があります。

林道わきには雪崩の兆候が見受けられました。
やはり、この谷に下るのは危険が多いようですね!
バックカントリーのルートに関しては、実際に滑走の跡が残っていると思われるので、それを頼りに進んでいけば、なんとかなるでしょう。
ただしBCのスキーヤーが間違って谷に転落していたら??
後追い遭難になりかねません^^;
谷峠までの周回なら、尾根道を最後まで進んで、林道を可能な箇所はショートカットしながら降りてくるコースになるはずなので、一番危険が少ないと思われます。
その分距離は一番長くなりますが、標高差はエスケープルートを除けば最も少ないので、より緩やかだと想像できます。
何よりも尾根筋の絶景を一番長く楽しめる利点があります。
車を二台利用できる状況なら、こちらのほうが快適かもしれません。
車で国道を移動するのであれば、徒歩での国道歩きより時間的には最短になる可能性もありますね!
いずれのコースを選択する場合も、雪山ではGPSは必須だということだけは間違えありません。^^;
教訓を生かさないと、、、、、。
学ばない豚は、ただの豚だ!w
いずれのルートも、護摩堂峠を始点として国道に降りるまでの距離と標高差を検証しています。

まずは、今回のルート。
検証してみると、等高線の間隔が多少ゆるい箇所がありますので、等高線に沿って水平移動して尾根に乗れば、それほど苦労することなく降りてこれた可能性はあります。
後で追記します。

沿面距離:約3.2km
累積標高差:+約220m ー約635m
途中でルート変更したため、無駄に標高にして100mほど登り返しています。
時間的には1時間ほどのロスが出たと思われます。
この周回コースにはエスケープルートがあるように見受けられます。

この写真で向かって左前方に伸びている尾根です。
下りながら、あの尾根のほうが安全そうだなと感じておりました^^;
実際に地図上でルートを検証してみましょう。

緑色の線で示したのが、エスケープルートです。
護摩堂峠から南に進む林道があり、そこから分岐して、南南西の尾根沿いに林道がまっすぐに伸びています。
林道は途中で途絶えてしまいますが、ワカンで進めるような時期なら、尾根に沿って下りてくればそれほど危険のないコースだと予測されます。

沿面距離:約2km
累積標高差:+約27m ー約449m
をいをい^^;w
こっちの方が断然近いやん!w
しかも、国道歩きもかなり短くなるし、、、、。
続きましては、バックカントリーのスキーヤー達が滑走したであるだろうと予想されるルート。

紫色の線で示したものです。
大体こんな感じでしょう。
今回も、このルートを下ればそれほど問題はなかったはずです。

沿面距離:約2.85km
累積標高差:+約74.6m ー約493m
本来であれば、こんな感じだったんでしょうか?
続きましては、谷峠まで縦走した場合。

青の線で示します。
この場合、車を一台谷峠にデポして、もう一台で登山口まで行って、帰りに回収してくるという感じなりますので、車は二台必要です。

沿面距離:約3.4km
累積標高差:+約75m ー約458m
この場合、尾根筋を歩いていくのでほとんど危険はないでしょう。
また、絶景が楽しめる可能性もあります。

すべてのルートを重ねてみるとこんな感じになります。
上から、
青:谷峠までの縦走
紫:バックカントリーのスキーヤー達が滑走したと予想されるルート
赤:今回実際に歩いたルート
緑:エスケープルート
それぞれの項目を比較してみましょう。
沿面距離
谷峠までの縦走:約3.4km
バックカントリー:約2.85km
今回のルート:約3.2km
エスケープルート:約2km
累積標高差+
谷峠までの縦走:約75m
バックカントリー:約74.6m
今回のルート:約220m
エスケープルート:約27m
累積標高差ー
谷峠までの縦走:約458m
バックカントリー:約493m
今回のルート:約635m
エスケープルート:約449m
こんな感じですね。
まず、数値的にはエスケープルートが距離も累積標高差も最小になっています。
取立山登山口まで国道を歩く場合も最短コースで戻れますね。
周回を考えていて、時間的に余裕がなくなった場合は、エスケープルートを頭に入れておくと良いでしょう。
実際には、歩いてみないと確かなことは言えませんが^^;
少なくとも、非常事態なら選択に値すると思われます。
続いて、今回歩いたコースですが、途中までは、非常に歩きやすいコースでした。
地図をよくよく読み取っていたならば、、、、。

赤の太線で示したようなルートも有りだと思われます。
ただし、スマホのGPSアプリにルートを書き込んで、位置を確認しながら移動することが必須条件です。
あくまでも、谷に迷い込んでしまった場合の緊急措置的な対応ですね。
注)護摩堂谷は雪崩の危険があるとのご指摘をいただきました。
実際に雪の感触は表層雪崩が起こりそうな状況でした。
斜面沿いを移動するのは、雪崩に巻き込まれる可能性があります。

林道わきには雪崩の兆候が見受けられました。
やはり、この谷に下るのは危険が多いようですね!
バックカントリーのルートに関しては、実際に滑走の跡が残っていると思われるので、それを頼りに進んでいけば、なんとかなるでしょう。
ただしBCのスキーヤーが間違って谷に転落していたら??
後追い遭難になりかねません^^;
谷峠までの周回なら、尾根道を最後まで進んで、林道を可能な箇所はショートカットしながら降りてくるコースになるはずなので、一番危険が少ないと思われます。
その分距離は一番長くなりますが、標高差はエスケープルートを除けば最も少ないので、より緩やかだと想像できます。
何よりも尾根筋の絶景を一番長く楽しめる利点があります。
車を二台利用できる状況なら、こちらのほうが快適かもしれません。
車で国道を移動するのであれば、徒歩での国道歩きより時間的には最短になる可能性もありますね!
いずれのコースを選択する場合も、雪山ではGPSは必須だということだけは間違えありません。^^;
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