
LEPY LP-V3
去年の秋頃に購入しました。
アマゾンで1900円ほどで購入可能な、お買い得なアンプです^^;
(電源は別途必要)
まさに、デスクトップにもってこいのアンプですね!
ローエンドからハイエンドまでフラットな音です。
しばらくは、このアンプを使っていましたが、もっと、底力のあるアンプで、タイムドメインを駆動したらどんな音になるのか??
血迷って買ったのが、、、。

TRIO KA-9300!w

左右独立電源で、でっかいトロイダルコアが、贅沢に使われています!
TRIOのアンプは、KA-8300を高校生の頃買ったのを皮切りに、L-07Cmk2 L-07Mmk2のセパレートアンプ、それ以外にも、何個か使った記憶があります^^;
TRIOのアンプは、チャンネルセパレーションや、スピード感はなかなかリアルなんですけど、どいつもこいつも低域が非力だったと記憶しています。
そんな中では、これだけの贅沢な電源を使ったものは、最初で最後だったのかもしれません^^;
低音は、そっけない音で、それほど強調はしませんが、物足らなさを感じさせないだけの、底力は秘めていると思います。
NEC A-10 IIIも使ったことがありますが、まさにブーミーな低音が響き渡り、何でもかんでも力技でねじ伏せてしまう、馬鹿力のあるアンプでした!w
しかしながら、今になって感じるのは、ブーミーな低音というのは、どうも違うんじゃないのか?
早くてそっけない低音こそが本物なんじゃないかと、、、、。
しなやかで、軽い低音という感じかな?
量感では無く、質感ですかね?

んで、実際にタイムドメインを底力のあるアンプで駆動してみると、なんだかちぐはぐな音です。
そうですねぇ、ポルシェのボディにクラウンのエンジンを積んだ感じかな??w
なんだろうな、、、、、。
LP-V3と比較すると、ALTEC CF404-8AやPioneer PE-101Aのバスレフというか、箱型のスピーカーは、飛躍的に上質な音に感じます。
質感がよく出る感じですかね?
人の声が、艶やかで、温かみがあって、文字どおり、肉声という声に聞こえます。
でも、タイムドメインだと、なんか違う、、、、。
LP-V3と比較すると、ところどころ、データが欠損する??
何か、仕掛け人形的なものを動かしている時に、「カチャッ」と機械が発する一瞬の微弱音が、LP-V3でははっきりと聞き取れるのに、KA-9300だと、音になってない、、、、。
よくよく、聴き比べて行くと、やはり様々な微弱音がすっ飛ばされてしまってるんです。
これは、聴き比べてみなければ、絶対にわかりません!w
聞こえない音が、聞こえないと感じる人は先ずいないでしょう!
タイムドメイン的に見れば、明らかに1900円のLP-V3の方が上質な音なんですね^^;
これは、試してみて、初めてわかりました。
両者の違いは何か?

LP-V3の方は、アナログアンプですが、オーディオ用のICチップが一ペアで、部品点数が極めて少ない。
音の入り口から出口までが、実に短いのですよ。
それに対して、KA-9300はプリアンプとパワーアンプに分かれていますし、入り口から、出口までの間に、たくさんの部品が並んでいます。
距離もLP-V3に比べれば随分と長くなる、、、、。
それは即ち、不要共振を引き起こす要素が多くなるということですね。
この不要共振が、微弱音を消してしまう。
なるほどねぇ、、、、、。
確かに、タイムドメイン用のアンプとしては、ちょっと使えないKA-9300ですけど、バスレフをドライブする分には、LP-V3よりも、ダイナミックで、より質感の高い音に聞こえます。
この辺が電源の底力なんでしょうか?
この二つの、ちょっと極端なキャラクターの違うアンプを聞き比べることで、Fドメインとタイムドメインの違いというのが、はっきりと聴き取れますね!
理論理屈ではなく、ちゃんと音の違いが聴き取れます!
だからどうした???
さあ^^;
どうしましょうか??w