Experiment of resonance tube

さて、今回は、TangBandのPPコーンのユニットに変更して、同じように共鳴管の実験を行いました。

前回使用したPC用ユニットは、JBLの紙のコーンです。

MMSはJBLが測定値1.62gで、TBのユニットがメーカーの公表値で1.9gです。

オーディオ用の8cmユニットとしては、2gを切る、極めて軽いコーンだと思います。

今回調べてみて、初めてわかりました。

ちなみにFOSTEXのFE83はメーカー公表値1.53gになっています。

Aが3.0cmしかありませんので、TBの8cmユニットに比べると7cmユニットと呼んだ方がふさわしいのかもしれませんが。

JBLのユニットも、正確には7cmタイプだと思われます。


Experiment of resonance tube

こんな感じで、テストして行きますよ。


Experiment of resonance tube

まずは50mm系のボイド管

長さは1mです。

今回も、パイプ出口付近の音を、近接測定してます。


Experiment of resonance tube

75mmのボイド管


Experiment of resonance tube

100mmのボイド管

PC用ユニットと比べると、75mm系で、大きく差が出たと思われます。

重ねてみますか?

Experiment of resonance tube

黒:50mm 緑:75mm 赤:100mm

75mmの音圧が低く見えてしまいますが、相対値なので、400Hzのピークの山が大きいため、平均的な音圧が低く見えています。

実際には、全体的に、上に押し上げて比較しないと、正確な比較にはなりません。


Experiment of resonance tube

黒:75mm 赤:100mm

これも、ベースになる線を、同じ位置に揃えないと、比較になりませんが、75mmの方が共鳴管的な鳴り方をしているように見えます。

実際、100mm系の場合は、2m位の長さがないと綺麗に共鳴しないという話なので、長さが足りないのか?ドライバーが力不足なのか??

これだけの要素では、判断しかねる感じです。


Experiment of resonance tube

黒:50mm 赤:75mm

50mmと75mmの比較では、違いがはっきりと見て取れる感じですかね?


Experiment of resonance tube

黒:50mm 赤:100mm

この比較でも、50mmの方を上方にシフトした状態で、比較する必要があります。

この三本の中では、75mmが一番相性がいいように見えます。

ユニットごとの違いを比較してみます。

スクリーンショット 2016-02-21 0.12.39

50mm 黒:PC用ユニット 赤:TB

やはり50mmでは、細すぎるように見えますね。


スクリーンショット 2016-02-21 0.16.57

75mm 黒:PC用ユニット 赤:TB

TBのユニットは、ネオジウムの磁気回路を使っています。

磁気回路の違いが出てきた感じか??


スクリーンショット 2016-02-21 0.20.25

100mm 黒:PC用ユニット 赤:TB

こちらも、75mmほどの顕著な差は出ない感じか?

実際に、共鳴管として、綺麗に鳴らすには、8cmユニットだと、口径が15cmから20cmくらいで、長さが1.2mから2mあるのが望ましいとか?

どこかのサイトで、確認しました。

また、共鳴管として鳴らすのに適したユニットは、8cmだとMMSが3g前後あったほうがよく、F0から低音がだら下りになるような特性のユニットが、好適らしいです。

これは、タイムドメインに最適だと思われるユニットとは、かなりずれているように感じました。

タイムドメインに適したユニットは、MMSがなるべく軽く、エッジが柔らかく、磁気回路が強力であることが望ましいと感じます。

ただし、こんな風にF得を考慮に入れず、無視してしまえば、どんなユニットであっても、タイムドメインの音に仕上げることは可能かもしれません。

今回の実験でわかったことは、直径75mmで長さ1mの場合、最適なユニットはなにかというと、やはりFE83Enなんじゃないかと感じました。

必要な条件を、ほぼ兼ね備えていると思われます。

逝ってみるか??w