さて、Yosemite OSX10.10.3 のPhotos「写真」ですけど、デフォルトでは、ユーザーホルダー内のピクチャホルダーに収められています。
iPhotoからデーターを移行する場合も、通常この場所にライブラリーデータが保存されているはずなので、デフォルトであれば、問題なく移行できるはずです。
私の場合、外部SSDをiPhotoのライブラリーとして活用してきましたので、単純にPhotosを立ち上げてもiPhotoのデータは、引き継いでくれませんでした。
それでは?
何か、インポートする方法はないものか??
いろいろ試しているうちに、iPhotoのデータがあればiCloud経由で、何もしなくても引き継がれることはわかりました。
しかし、私が試した範囲では、過去1カ月間のデータのみ移行されていました。
もちろん、必要な写真を手動でライブラリーに追加して行けば、なんとかなるでしょう、、、、。
もう一つの問題は、iPhotoでは外部SSDにデータを保存してきましたので、マシンを乗り換えても、写真はドライブをつなぐだけで、すぐに使えるというのも魅力ですし、SSDなので動作も快適でした。
ところが、Photosのデータは、内蔵ドライブ内に収められてしまうので、これまでとは使い勝手が違ってきてしまいます^^;
どうすればいい??
とりあえず、やり方を発見しましたので、説明しますね。
まず、iCloud経由でデータを移行してライブラリーを形成していますので、iCloudの写真同期を一旦OFFにします。
外付けSSDのフォルダーを開いて、iPhotoライブラリーのアイコンを選択して、そのままPhotosの窓にアイコンをドラッグ&ドロップします!
すると、、、、。
ライブラリーをiPhotoのライブラリーに切り替えますか??
と聞いてきますので、「切り替え」を押します。
切り替え、の名前の通り、切り替えてもこれまでに作ったライブラリーとデータは、デフォルトの場所に残っていますので、おそらく消える心配はないでしょう^^;(多分w)
ライブラリーを準備中に変わります。
ライブラリーの作成に成功すると、このような画面になります。
20GBのデータで30分くらいかかりましたか?
ちなみにiCloud経由の移行では、一ヶ月分8GB以内の写真で15時間くらいかかりました^^;
さて、デフォルトのライブラリーの場所は以下のような感じです。
ユーザーフォルダー/ピクチャ/写真ライブラリー
今回作成したライブラリーは、
外部ドライブのルート/ピクチャ/写真ライブラリー
このように、ライブラリーそのものを外部ドライブに置くことができました。
無事にiPhotoのすべての写真を、Photosに移行することに成功しました^^;
やれやれ、、、、。
それで、iCloudを元に戻そうとしたら?
できない???
もう一度、この画面に戻って「システムライブラリーとして使用」をクリックすれば、iCloudも使えるようにはなります。
ところが!!
ここで問題発生!!
iCloudを使うにはクラウドの容量が足りません!!!???w
ボッタクリ!
キターーーーーーーーーー!!!!w
さすがに月々100円なら許しますが400円はちょっとねぇ、、、、。
ということで、PhotosからのiCloudは手動更新で^^;
<追記>
「マイフォトストリーム」にチェックを入れておけば、ライブラリー全体はバックアップされなくても、最新1ヶ月程度か、1000枚くらいの写真は、MacとiOSデバイスで同期できるようです。
設定しても、反映されるまでには時間がかかりますので、放置して待ってください^^;
さて、iPhotoからPhotosへの移行には成功しましたので、ファインダーでライブラリーを確認してみると、、、、。
iPhoto用とPhotos用に二つのライブラリーが、同じ場所に置かれています。
単純に、ライブラリー二つ分、これまでの倍の容量が必要という計算になりますね^^;
移行というから、置き換えられるのかと思いきや?
コピーを作る感じですね^^;
Photosのライブラリーの方が、容量が少なく見えるのはPhotosに移行した場合、iPhotoの編集結果は引き継がれず、オリジナルのものしか読み込まれないためでしょう、、、、。
これからデータ移行する人は、ストレージの容量を確認した方がいいですね^^
単純にライブラリーの容量が倍! になるとお考えくださいなw
さて、これでなんとか、Photosに移行したとしても、これまで通りに使える感じでしょうか?
やれやれですな^^;w
さてさて、移行できたんだから?
iPhotoライブラリーは、消してもいんじゃないか??
まあ、せめてバックアップを取ってから消すのが賢明でしょうね^^;
docからiPhotoのアイコンはすでに消えていますが、iPhotoそのものが消えたわけではなく、アプリケーションフォルダーに残っていますし、これまで通り立ち上げることも可能です。
一通り「写真」Photosを使ってみて、これなら使える!と、確信できるまではiPhotoとそのライブラリーは残しておきましょう。
まだまだ、海のものとも山のものともわからない、新参者にすべてを委ねるのは時期尚早です!!w
せめて、iCloudの設定は20GBあれば、いろんなパターンの運営方法を選択できるようにして欲しいですね^^;
iPhotoの場合は、過去一ヶ月か?1000枚を越えたら古いものから順番に削除される仕様だったように思いますし、容量も2GB程度しか使っていなかったはずなので、、、、。
<追記>
iCloudフォトライブラリーを有効にしなくても、「マイフォトストリーム」だけ、有効にしておけば、最新1ヶ月か?1000枚程度の写真であれば、MacとiOSデバイスで共有できるようです。
これは、設定してもすぐには表示され無いので、焦るかもしれません^^;
気がつくと、いつの間にか??w
表示されています。
とりあえず、表示されなくても、フォトストリームは寝て待て!
という感じかもしれませんね^^;