
さて、「陶器用下絵転写紙を自前で作る」見たいなキーワードで、ググってみると、「素人には無理!」とか?w「原理的にはこんな感じですが、あなたに出来ますか?」「敷居が高そうです」見たいな??w
Webの情報はあまりあてにならない、、、、。
分かった感じでコメントしている人も、実際にやった事は無いけど、理論的には見たいな??
検索した感じでは、自前で製作している事例は発見出来ませんね^^;
下絵用転写紙は、実際には銅板に薬剤を染み込ませて、線を刻み、そこに下絵用絵の具を埋め込んで、和紙に写し取ると言うのが本来のやり方ですが、、、、。
こんなの、シルクスクリーンで出来ちゃうんじゃないのか??
そんな、直感で動き出したんですけどねぇ、、、、。

とりあえず、スクリーンは出来ました。
これで、下絵転写紙が作れるんじゃないのか??w

まあ、少しはお勉強もしましたよ^^;w
市販のチューブ入下絵用絵の具に、透明釉をCMCで溶いたものを混ぜ合わせます。
CMCはかなり硬めにしてあります。
この写真の比率では、透明釉が多過ぎる感じですかね?
後に、この写真の1/2まで量を減らしています。

乳棒でよく練り合わせます。

判に絵の具を乗せて、、、。

スキージーで和紙に印刷して行きます。

今回は色見本製作なので、変則的な感じです。


合計7色くらい刷りましたか??
十分に乾燥させて、、、、。

和紙を切り抜きます。

素焼きの茶碗に当てがって、、、、。

湿ったスポンジで、まんべんなく3回くらい叩きます。


シルクで印刷したものが、素焼きに写し取る事が出来ました。

こんな感じか?

まあ、なんとか予定通りと言う感じかな??w

色見本に7色くらい転写してみました。
スクリーンの抜けの悪い所は、今回は手書きで修正しています。
抜けない原因はほぼ特定出来ているので、本番は製版からやり直します^^;w

釉掛けして窯に詰めた所。
果たして?
うまく焼き上がるのか??
まあ、ここまでの行程で言えば、Tシャツくんでも、陶器用下絵転写はうまく使えば実用になると言う感じですかね??

まあ、これだけの素焼きに絵付け作業となると、転写はかなり有効な手段だと思われます。
これでも、まだ実際には半分くらいかな><;

遊びじゃないのよ、Tシャツくんは^^;
ハッハー><;w
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コメント
コメント一覧 (5)
印刷する和紙の種類をできれば詳しく教えて戴けませんか?商品を売ってる業社などが解れば助かります。
亡くなった友人の文字を陶器に印刷できないものかと探していました。よろしくお願いいたします。 札幌 伊藤
和紙は、「うすや」と呼ばれる、梱包用に主に使われる一番薄い和紙です。
上のリンクから、転写紙を購入できます。
実際に、数百円程度の市販品を購入して、転写のコツとか経験した方が良いと思います。
和紙にしても、市販の転写紙の紙を持ち込んで、これと同じものをくださいといった方が、わかりやすいと思います。
和紙は市販の転写紙の素材と基本的には同じものと考えて良いのですね。
>試て・・・・なるほど先ず実際に見て触って実験する事が1番ですね、試行錯誤しながら挑戦したいと思います。
もう一点だけお伺いします、文字印刷ですが手持ちの下絵用の墨呉須をインクにして印刷をと考えてます、濃度はこれから研究したいと思いますが呉須とか弁柄など単身で転写可能でしょうか、他に添加するものなどは有りますか(CMCや透明釉など)。
何度も申し訳ございませんが宜しくお願いいたします。
↑に転写紙関係の記事をまとめておきました。
呉須や弁柄を使うより、市販のチューブ入りの下絵用の絵の具の方がうまくいくと思います。
絵の具の材料は、下絵用絵の具、50:50で溶かしたザラメ砂糖水、メディウム、透明釉を濃く溶いたものですかね?
http://www.art-japan-ceramics.com/materials/genryo/p15/index.html
この度は本当に有難うございました完成が何時に成るか解りませんが満足な作品になったらご報告したいと思います。
私の陶芸は趣味ですが向上心を持ってやって行きたいと思います、有難うございました。