
さて、半年も曇り空が続くと思うと、さすがに写真ばかり撮っているわけにも行かないので、すこしオーディオの方も、手を付けたいと思います。
まずは、現状確認から、、、。

既に2年以上経過しましたか?
バッフルの歪みも見受けられますし、ユニットも偏芯してる感じでしょうかね?w
これは、頂けませんな、、、、。

iPhone4による簡易測定はこんな感じです。
2ch、リスニングポジションでの測定。
周りに、反射する要素も多く、けっこう乱れています。
組み立て、直後の測定値と比べてみましょうか?
iPhone3Gによる2chリスニングポジションでの実測値
なんで?
こんなに違いが出る??w

測定マイクによる実測値
ダクトが後ろ側にありますので、広い空間で測定すると低域はかなり減退します。
ポートのチューニングは60Hz付近に来ているようですね。
インピーダンス特性から見て取れるように、これ以上下げるのは厳しいのか、、、。

黒:総合特性
緑:インピーダンス特性
赤:ユニットの近接測定
青:バスレフポートの音
ポートの近接測定、ユニットの近接測定を見た感じでは、共振のピークは50Hzくらいにきている感じでしょうか?
インピーダンス特性と、若干ズレが生じているのか??
さて、とりあえずは、この箱をリファインしてみることにして見ます。
現状の構造はこんな感じ、、、。

板バネで、中空に固定したTGメタル(鉛の塊)にユニットの背面をあてがい、バッフルとユニットのフレームにはゲルで絶縁して、ネジで挟み込んでいます。
現状での問題点は、はさみ付けてあるだけなので、TGメタルの歪みにあわせて、ユニットが偏芯してしまう点と、3点でネジ絞めしてあるバッフルが歪んでしまっている点でしょうか?
さて、今回のリフォームですが、内部構造を根本的に見直そうと思います。
TGメタルは撤去して、カタパルトマウントに仕様変更。
ゲルは、使わない方向で考えています。
非硬化パテの方が、経年劣化等も少なく、ズレも無いように思われます。
本当は、新しい箱を作りたい所ですが、いきなり新しい物を作るよりも、現状をリフォームして色々問題点とか、アイディアを練り出してからの方が、より完成度の高い物を目指せるのではないか?
とか、これまで、色々構成は練っていたんですけど、なかなか動き出せずにいました。
Take5と題した、シリーズ第5弾の最初の試作機が完成したと同時に、何気に展覧会で展示したら、売れてしまって、人手に渡って、、、、。
完成した物を、全く楽しむこと無く取り上げられてしまった感じで^^;w
Take5仕様の、内部構造をリフォームして適用してみます。
まあ、Wワークとか、今月も目白押しなんで、完成までには相当時間がかかると思いますけど^^;