NEX-3 CONTAX Biogon 28mm F2.8

さて、今回は犀星記念館、雨宝院から歩いて3分くらいの所にあります。




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ここが、犀星出生の地になります。




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春のわが町再発見でもお世話になった、館長の笠森さんによる講義




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犀星の魅力を、一言で語れば、「美しい心」の持ち主。

美しいと言うことは、生きとし生けるものを見つめる眼差しの「優しさ」何だそうです。

優しい心、、、、、。

一番大事なことを、忘れてませんか??

特に、政治の世界とかねぇ、、、、。




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講義の後は、館内を見学して回りました。




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室生犀星の愛娘、室生朝子さんゆかりの品の展示。




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朝子さんが子供の頃にはいていた靴。

犀星さんは、こんな物も大事に取っておいたんですねぇ、、、。

優しい心が伝わってきます。




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陶製の文鎮




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眼鏡




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小物入れ




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こちらも小物入れ




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この石が、特に犀星のお気に入りの石だったんだとか、、、、。




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こちらも、犀星の庭に置いてあったもの、、、、。




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色々お勉強になりました^^




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近くにあった、格子の家

往時が偲ばれます。





犀星はこの記念館が建っている、小畠の家で泣いていたのを、赤井ハツと言う女が「いらない子なら貰ってあげる」と言って、引き取ってきたそうで(猫かい?w)ハツは同様に4人の血のつながっていない子供を、貰ってきて育てていたようです。

後に、正式に室生真乗さんの養子として、異父母4人兄弟として幼少期を過ごします。

いらない子を預かって、それそれの生家から、養育費を貰っていたようですね。


さて、今回の講義の中で、特に興味深かったのが、犀星の母親は誰なのか??

と言う、点ですね。

父、吉種の妻は、犀星が生まれる前に既に他界しています、それでは生みの親は誰なのか?




3つの説が現在あると言われています。



その1

新保千代子という人が唱えた説

佐部ステ(1856 生) 医王山山麓 二俣の人で、妻亡き後、女中として小畠の家で働いていた。

雨宝院の重職はこの説を支持しているようでした。



その2

室生朝子説

山崎千賀(1868 生)金石生まれで、高岡市の花街で、吉種と交流があった

吉種の息子は、高岡で教員をしていて、息子の所に行く度に、千賀の世話になっていたとか、、、。



その3

宮崎夏子説

池田初(1868 生)吉種の亡き妻の妹の子供で、妻亡き後吉種の世話をしていたと言う人

まず、宮崎夏子とは誰??

これは吉種のひ孫に当たる人。

池田初が吉種(当時60歳)の世話をしていたのは二十歳の頃だと言われています。

こともあろうに、自分の妻の妹の実子をはらませた??

興味深いことに、池田初は犀星が生まれて間もなくの頃、一旦小畠家と養子縁組をして、自分の娘とした後、、北海道に嫁いだのだそうです、、、、。

北海道に嫁がせたと言うのが、何ともそれらしい気がしてきますねぇ、、、。

犀星記念館では、この3番目の説が一番有力だと見ているようです。








金沢の三文豪のひとり、室生犀星は、抒情詩だけでなく、詩人的感性が生み出した初期の小説、市井鬼物と称される中期の小説、数多くの自伝的なエッセイなど多彩な分野の著作-を残しました。

平成14年8月1日、生誕地跡に開館いたしました室生犀星記念館は、初めて犀星を知る人であっても現代に生きる自分とつながる犀星の生き方や犀星文学の豊かな魅力と出会い-、生命賛歌への強い共感を呼び起こしていただけるものと存じます。

 

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