
燃料電池スクーターの実証実験を開始、北九州市が350km走行可能なスズキの車両を使用
北九州市は2011年5月26日、水素燃料電池スクーターの実証実験を国内で初めて開始したと発表した。水素ステーションでスクーターに水素を充填し、市街地で実証走行する。
実証走行するのはスズキが開発した「バーグマン フューエルセル スクーター」。700気圧の圧縮水素をタンクに蓄え、空冷式の固体高分子型燃料電池と交流同期電動機を内蔵する。走行距離は約350km。日本国内向けのスクーター「スカイウェイブ」と同系列の欧州向けバーグマンをベース車両として、英Intelligent Energyの燃料電池を取り付けた。英国では2010年2月から英政府機関であるTechnology Strategy Boardと共同で公道実証試験を始めている。
またもや、北九州からの話題!
既に、高速水素パイプラインの実証実験が推進されているとか^^
やりますな。
純水素を使った場合、事実上二酸化炭素の排出は0に抑えられます。
北九州と言えば、製鉄の街でしょうか?
今回の構想は、製鉄所から出る副製物の水素を有効利用しようと言う試みのようですね。
水素は貯蔵や輸送がきわめて困難な特性を有していますので、生成したその場でパイプラインを通じて活用できれば、可能性は広がります。
要は、日本全体をどうするか?ではなく、その場その場の特徴を生かして、小規模コミュニティで完結してしまうようなシステムが有効と言う事でしょう。