さて、現状ではこの箱はPE-101Aには小さすぎますし、スリットダクトも短すぎます。
どうすれば?
良いのでしょうか?w
取り合えず、短すぎるダクトの使い道を考えてみました。
余ったプラダンで作っておいた、「汎用ナチュラルダクト!」です^^lw
両端の三列のスリットは、塞いでありますので、実際に動作するのは、四角くくりぬかれた部分の延長だけです。
見た目よりは、効果は小さいですかね?
また、ダクトの出口以外の全てのスリットは塞いでありますので、くり抜きの部分からのみ音の出入りが可能になっています。
このくり抜き穴を、挟み込むことで、空気漏れの無い「汎用ナチュラルダクト」として色々なシステムに、組み込むことが可能になります。
まあ、なんと言うか、、、、。
無理矢理って感じですので、本来のナチュラルダクトの音にはならないでしょう、、、、、。
総容積4Lは確かにPE-101Aには、小さすぎますが、ナチャラルダクトに最適な容積とは言いがたいでしょう、、、、。
実際には、「汎用ナチュラルダクト」は、それに合わせたシステムを試作して、実験したい所ではありますが、なにか?ヒントでも得られれば、それはそれで、意味があるのか?w
ダクトの出口は、二種類作ってあります。
こちらが、小さめの方、もう一方は、左右それぞれ一列ずつ広げてあります。
実際に音を聴いた感じでは、かなりいい音に聴こえてきます。
とは言っても、低音の量感はそれほど変わりません。
一番の違いは、これまでは、何かに締め付けられたように、ユニットの動きが窮屈な感じだったのが、すっきり爽やか!な音に変化しました!
そうですねえ、、、、。
二周りほど大きめの、密閉箱に入れた感じでしょうか?
実際の特性はこんな感じ。
ダクトが長過ぎるバスレフ?
しかし、右側の山は奇麗に立っています。
実際の密閉と比較してみましょう。
参考に、赤色が密閉、青色が後面解放のインピーダンス特性です。
後面解放と密閉の中間あたりに山が立っていますが、実際には長過ぎるバスレフ?
しかしながら、長過ぎるバスレフだと、山がつぶれて、歪なカーブになるはずですが、、、、、?
黒が総合特性、青がユニットの近接特性、緑がダクトから放出されている音です。
ユニットからの音が暴れていますね、、、、、。
ダクトからの音も、暴れています、、、、。
ユニットの特性から見る限りでは、40Hzあたりにバスレフとしての共振点があるようです。
ダクトの音は35Hzから100Hz付近まで、フラットに低音が出てるのか?
もう一方の特性。
こちらの方が、開口面積を絞っています。
そんなに代わり映えしないか?
こちらも、赤がユニットの近接音、青がダクトの近接音です。
ダクトの近接音の比較。
高域の暴れを排除して、ダクトの音圧を上げることができれば、良い線行くのかな?
この箱では、無理そうですかね?
最後に、普通のバスレフと比較してみます。
パイプ2+1/4インチ×50mmですけど、ちょっと短すぎましたねぇ、、、、。
70mmくらいが正解なのかな?
まあ、パイプなんで、いくらでもやり直しはできますけど、、、、。
黒と赤がナチュラルダクト、青がパイプダクトです。
とりあえず、「汎用ナチュラルダクト」は厚みを替えたりしながら、色々使えそうですけど、今回は、雰囲気を掴むと言う感じでしょうかね?
PE-101Aは、もう一度、設計からやり直しかな??
8Lの紡錘体って??
どうやって?
大きさ決めれば良いのか?w
と言うか、基本2ピースで、オプション3ピースにできるような箱にすれば良いのか?
円周が一番大きくなる部分で区切れば良いのかな??
3ピースなら、Wバスレフとかもやれるのか??
まあ、追々煮詰めてゆきましょう、、、、。
陶芸の技術を生かして、開口部がホーン状になめらかに拡がるようなダクトって作れませんでしょうか?
専用スタンド兼用とか!