DSC-R1
さて、赤倉の池にまつわる伝説と、モリアオガエルのコロニー。
今回は、かなりミステリアスな内容になっています。
それでは、伝説の扉を開いて参りましょうか?
DSC-R1
入り口はこちらです。
いかにも、マムシとかが潜んでいそうな所です^^;
棒きれを持って、草を叩きながら、進んで参ります、、、、。
▼
DSC-R1
藪を抜けると、小さな池があります。
DSC-R1
そこで目にした物は、信じられないような光景でした、、、、、。
DSC-R1
木にぶら下がっているのは、何百というおびただしい数の、モリアオガエルの卵です、、、。
DSC-R1
さすがに、こんな光景は今まで見たこともありません^^;
DSC-R1
卵の一つ一つは直系20cmくらいの大きさです。
DSC-R1
既に、いくつかの卵は池の水面に浮かんでいました。
DSC-R1
なんで?
これほどまでに、大量のモリアオガエルが、、、、、??
DSC-R1
黒く見えているのが、オタマジャクシです。
既に孵化しているようですね。
DSC-R1
標高は500mくらいでしょうか?
おそらく冬場は氷に閉ざされる物と思われますし、魚は一匹も確認できませんでした。
DSC-R1
しかし、これだけ大量のカエルがいるとなると、、、、。
別名「ヘビのごちそう広場」でしょうか、、、、><;;
DSC-R1
asa400でも、手ぶれがして、まともに撮影できません^^;
この写真は、実際に産卵をしている真っ最中なんですけど、、、、。
DSC-R1
ようやくカエルを発見!!
かくれんぼですか?w
DSC-R1
どこかにヘビがとぐろを巻いて、睨みをきかせているような殺気がして、長居する気にはなりませんね^^;
さて、それでは、この池に関する伝説の話をしましょうか??
むかしむかし(って?いつだよ??w)菅池、木呑谷、平下の、熊次を含む三人が、本願寺に参詣をする途中、本願寺に大手洗鉢石を寄進するために運んでいた、数十人の人夫達に出逢った。
熊次がそれを知らずに、その石に足を乗せて草履の紐を結んだところ、人夫達がこれを見て大いに怒り、寺に納める物を足にて踏まれ、汚れてしまい納めることが出来なくなったと責めた。
ところが熊次は、自分一人で運ぶと言い、背負って運んだ。
人夫達は驚き、さらに寺の周りを一周せよと命じた。
熊次は一周した。
人夫達は、さらに一週まわれと言うと、熊次はさらに回った。
ところが、力尽きて半周したところで、絶命してしまった。
法主様はこの話を聞き、あわれに思って三人に一幅づつ絵像を給わった。
熊次の分は家に送り、他の二人は、それぞれ戴き村に帰った。
それから、時が経ち熊次の子孫の夢枕に阿弥陀如来様が現れ、赤倉の池のほとりに眠っているので迎えに来て欲しいと言われた。
行ってみると、一面の空木の木(五月花)が咲いている中で、一株だけ白く輝いているような不思議な空木の木があった。
それを持ち帰ろうと、掘り起こすと土の中から箱が一つ現れた。
中に如来絵像が入っていたので、これは夢に出てきた仏様だと、喜び勇んで空木の木とともに家に持ち帰り、木は庭に植え、今も白色の花を咲かせているのは不思議なことである。
如来絵像は、誠に尊き掛け物であると、先祖代々保存されている、、、、。
そして、その絵像の実際の画像が
これだ!
3
2
1
DSC-R1
これでは、良くわかりませんか?
実際に取材した写真はもう一枚あります。
それが
これだ!
3
2
1
DSC-R1
この、絵像は現在でも熊次の子孫の家に大切に祀られています。
赤倉の池、、、、。
タダの池ではありませんな、、、、。
うかつに近寄ると、痛い目に遭いそうなので、取材はこれでお仕舞いにします^^;
南
無
阿
弥
陀
仏
合掌
注)熊次の子孫の家の写真は、地元の信頼できる情報と、公的な機関を通じて撮影しています。
しかしながら、個人情報に関するお問い合わせには当方は一切お答え出来ませんので、興味本位での質問はご遠慮願います。
また、個人情報に関する質問は、お答えもしませんし、予告無く削除致しますので、あらかじめご了承下さい。
▼虫の章
posted by (C)でくの