ZOOM ( ズーム )H2
以前から気になっているのがこれなんですけど、、、。
iPodはカーステレオ用に使っていますから、普段は128kのAACで流し込んでいます。
itunesだと、元データは圧縮無しの.wavでコレクションしておいても、流し込むときに自動的にAAC128kに落としてくれますから、何かと便利です。
しかしながら、高音質のデータをそのまま持ち出そうとすると、まあ.wavなら16bitフル音質での転送は可能ですけど、それ以上には現時点では出来ませんよね?
その点ZOOM H2は24/96のデータをそのまま転送して、再生が可能です。
また、ハイエンドアナログシステムとかを、所有している友人がいるなら、レコードやCDを持参でZOOM H2を持っていって、24/96で録音させて貰うことも可能ですよね?
例えば、複数の再生装置の音質を、こいつでアナログ録音して実際に聴き比べる?何て事も可能なのか?
問題はZOOM H2がオーディープレーヤーとしてどこまでのクオリティを発揮できるのか?という点ですけど^^;
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<主な規格>
[ZOOM(ズーム)/H2]
■フィールドレコーダー
■記録メディア:SDカード
■フォーマット:WAV/MP3
■最大対応サンプリングビットレート:24bit/96kHz
■フロント(90度)/リア(120度)両サイドのステレオ収音が可能なステレオマイク搭載。
■オートゲイン・コントロール、ローカットフィルター搭載。
■360度サラウンド録音を実現する4チャンネルモード搭載。
※マルチトラック録音には対応しません。
■プラグインパワー対応の外部マイク接続も可能。
■PCと接続してUSBマイクとしても動作。
■楽器練習に便利なチューナー/メトロノーム機能搭載。
■電源方式:ACアダプター、単三乾電池2本
■電池寿命:4時間(録音)4.5時間(再生)
※およその目安です。
■付属品:SDカード(512MB)、デスクトップスタンド、マイククリップ・アダプター、ウィンドスクリーン、イヤホン、USBケーブル、ステレオYケーブル、ACアダプター
■寸法:63.5(W)x32(H)x11(D)cm
■重量:110g(電池含まず)
主な特徴は以上の通りです。
フォーマットはMP3とwavのみです。
itunesのライブラリーはAACがメインでしょうから、ちょっときついですかね?
しかしながら、HDDドライブが250GB(デスクトップPCの場合)とかが標準になってきていますので、.wavで取り込んでしまっても、1アルバム大きくても700MB程度だとして、300枚くらいは行けますかね?
ノートPCでも、外付けHDDを一つ音楽専用にしておけば、500GBくらいはいけると思いますので、600枚くらいのアルバムは一つのHDDに収まりますね。
まあ、こういった.wavであればiPodを初めとする多くの携帯型プレーヤーで再生は可能です。
H2の魅力は、それを超えた24bit/96kHzのファーマットに対応しているという点ですね。
これに現在対応しているのは、SONYのPCM-D50や、その上位モデルくらいでしょうか?
EDIROL /R-09も24bit対応ですけど、こちらは最大対応サンプリングビットレート(WAV):24bit48kHzになってますし、TASCAM(タスカム)/DR-1もWAV:16/24bit、44.1/ 48 kHzという仕様です。
ちょっと変わったところでは、
KORG(コルグ)/MR-1
↑これですけど、
「今までの録音は、何だったのだろうか…」そんなことまで思わせてしまう、コルグのまったく新しいMR-1 1ビット・モバイル・レコーダーの登場は、音にこだわるコルグからのひとつの回答です。1ビット、2.8224MHzという、これまでの常識をうち破る超高音質のSACD(スーパー・オーディオCD)と同じ記録力。
■超高音質1ビット2.8224MHzでのステレオ録音、再生を実現。
■録音フォーマット:
<1ビット・オーディオ・フォーマット>
2.8224MHz@1bit、DSDIFF形式(拡張子.dff)、DSF形式(拡張子.dsf)、WSD形式(拡張子.wsd)
<PCMオーディオ・フォーマット>
WAV形式(拡張子.wav)、BWF準拠、44.1/48kHz@16/24bit、88.2kHz@24bit、96kHz@24bit、176.4kHz@24bit、192kHz@24bit
DSDフォーマットで録音可能という点はすごいと思いますが、いざ再生するとなると、PCに転送した物は専用ソフトでPCMに変換という感じになるようです。
使いかってから言えば 192kHz@24bitで.wavで使った方が使い道は広がりそうですけど、、、。
お値段的には5〜6万円くらいでしょうかね?
あれこれ考えていくと、色んな使い方が出来そうなH2が良いように感じますが、、、、。
さらにその上級機?であるH4と言う機種も存在します。
ZOOM ( ズーム )H4
H4も実売価格はほとんど変わらないようですね。
こちらはUSBオーディオインターフェースとしても使用できるようです。
ただし、アナログからの録音は24/96で可能ですが、USBインターフェースは16bitのみのようですね。
特徴 [ZOOM(ズーム)/H4]
ZOOM/H4はフィールド・レコーダー、4トラックMTR、オーディオ・インターフェイス一台3役の強力レコーダー!!CubaseLEもバンドルでPCでの編集もラクラク
スペック [ZOOM(ズーム)/H4]
■フィールドレコーダー/4trMTR/USBオーディオ・インターフェイス
-フィールドレコーダー機能-
■同時再生録音数:ステレオ1トラック
■録音フォーマット:Wav/MP3
■最大対応サンプリングビットレート:24bit/96kHz
■エフェクト:6タイプ(コンプ/リミッター/マイクシミュレータ)
-4trMTRモード-
■同時録音トラック数:2(mono)
■同時再生トラック数:4(mono)
■エフェクト:47タイプ(コンプ/リミッター/コーラス/リバーブ等)
■パンチイン/パンチアウト
■チューナー:クロマチック、ギター、ベース、オープンA/D/E/G、DADGAD
■録音サンプリングビットレート:16bit/44.1kHz固定
-共通-
■メトロノーム:5音源(拍子:1/4〜8/4、6/8、アクセントなし、テンポ:40.0〜250.0 BPM)
■記録メディア:SDメモリ・カード(16MB〜2GB)
■ディスプレイ:128×64ドット(バックライト付きグラフィックLCD)
■バランス/アンバランス兼用インプット: 2×XLR/標準フォーンコンボジャック
■入力インピーダンス:バランス入力 = 1kΩ平衡、2番ホット、アンバランス入力 = 480kΩ不平衡
■ファンタム電源:48V、24V、OFF
■内蔵ステレオマイク:指向性コンデンサーマイク (ゲイン切替:+6/+20/+30dB)
■ラインアウト:ステレオミニジャック(出力負荷インピーダンス10kΩ以上、定格出力レベル:-10dBm)
■ヘッドフォンアウト:ステレオミニジャック(出力レベル:50mW/32Ω負荷時)
■USBインターフェース:ミニBタイプ(USB2.0 Full speed対応)、マスストレージクラス動作 / オーディオインタフェース動作(16bit、44.1kHz/48kHz)
■電源:単3電池×2、または付属ACアダプタ(AD-0006A:DC9V/300mA/センターマイナスタイプ)
■電池寿命(アルカリ電池使用時):連続録音時間 = 4時間、連続再生時間 = 4.5時間
■外形寸法:70(W)×152.7(D)×35(H)mm
■重量:190g(電池含まず)
■付属品:AD-0006A(ACアダプタ)、USBケーブル、SDメモリ・カード(512MB)、ウィンド・スクリーン、スタンド・アダプタ
■CubaseLEバンドル
■対応OS:WindowsXP/Mac OS X 10.2以降
一つだけ残念なことは、これらの機器の多くがデジタルインプット、アウトプットには対応していない点ですね。
これらをDACに直接デジタルで繋いで、ハイエンド環境で鳴らしてみたいと考えるのは?私だけでしょうか?w
2/19追記
(本日EDIROLL R09 の実機に触れる機会がありまして、確認したところ、ヘッドフォン端子がopticalを兼用しているようです)
ハイエンドでなくても、
FireStone Big Joe ミニ パワーアンプ
↑これと
Firestone SpitFire 24bit DAC
↑これに24bit対応携帯プレイヤーを繋いで、小型モニタースピーカーあたりで音を出したら、どんな音がするんだろ?
そう思ってしまうんですけどね^^;
まあ、フィールドレコーダなんで、生録用のアイテムですから、録ってきたデータをPCに流し込んでからが勝負なんでしょうけどね^^;
ちなみにSONYのPCM-D50だけは、デジタルIN/OUT端子を備えています。
ただ、音質はSONYっぽい音だという話でした。
SONYっぽい音が好きな人には、こちらでしょうか?
▼サウンドハウス
▼ZOOM ( ズーム )H2
▼ZOOM ( ズーム )H4
▼EDIROL /R-09
▼TASCAM(タスカム)/DR-1
▼KORG(コルグ)/MR-1
▼PCM-D50