

mixiで延々と防犯砂利についての、議論と実験がつづいていましたが、、、。
防犯砂利に取って代わる新素材の登場でしょうか??
mixiで、防犯砂利は多孔質だけども、独立気泡で、砂利内部の多孔質は全く機能していない!
と言う事実が、明白になってきました。
そこで、防犯砂利をニッパーで5〜6mmにスライスして、働いていない気泡を無くしてやれば、低音が盛り上がり出すのでは?
と言う提案があり、早速試してみることにしました^^;
4時間ほどかけて、防犯砂利を一つ一つスライスして、、、、、。
いよいよ、測定しようとした今朝になって、mixiに新たな書き込みが、、、、、。
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独立気泡ではなく、連続気泡のリサイクルガラスの砂利が存在する!!
しかも、所在地を調べたら、富山県小矢部市!
隣の県ではありますが、金沢とはいわば隣町、これは行くしかないでしょう!!
googlemapをプリントアウトして、速攻車を走らせます。
俄に雪が降り始め、道路は真っ白^^;
だてに4WDに乗ってるわけではないので、積雪の山越えもなんのその!
三陽陸運株式会社に、アポ無しで特攻しました!
現地に着いてみると、田圃の中にぽつんと掘っ立て小屋みたいなのが、、、。
これか?w
事務所に入ってみると、フィリピン人の若いお姉さんが一人でお留守番、、、、。
砂利を見せてくれ!
とお願いすると、サンプルを見せてくれました。
なるほど、独立気泡と連続気泡の二種類を製造しているらしい、、、。
20L下さい!
とお願いすると、「チョトマテクダサアイ」と、携帯で誰かに連絡、、、。
5分ほどで、恰幅の良い社長?専務?営業?全部兼用??の方が事務所にやってきました。
砂利をくれ!と言うと、2Lの袋をタダで上げるとか、、、、、。
とりあえず試してみてくれ、、、と。
いえいえ、お金払うんで20Lください!!
で、またもや20Lで800円也^^;
「県産品」と銘記されている事からも、事業規模も小さく、富山県内でしか流通していないようですねぇ、、。
わざわざ車を走らせたかいがありました^^

測定は数種類の多孔質素材を同一のエンクロージャーにマウントして、違いを確かめるという感じです。
メッシュの袋に詰めて、交換しながら測定して行きます。

今回の箱は、うちの箱の中でも最小の部類に入る、1.7Lほどの物です。
小型スピーカーで、砂利がどの程度効果があるのかを確かめて見たかったわけです。

使用したユニットはFE127です。
強いゴムで締め付け、交換が楽なようにしてあります。

マイクはこんな感じでセッティングしてあります。
位置固定で、内部に詰める素材だけを交換して行きます。

こちらは、ゼオライト入りの軽石。

今回の隠し球!
陶芸屋ならどこにでもある、素焼きのかけらです。
多孔質で、ナノ単位の穴が開いていて、水も十分に染み込みます。

こんな感じで、実験スタート!

何も入れていない状態。
陶器の箱なのに?思ったより暴れが少ない?なんでだろ??
5khzと7khzに強いピークが出てたはず??
単にエージングだけの問題だったのか??

フェルトで吸音材を入れてやると、暴れはさらに少なくなりますね、、、、。
F特中心に音作りをしていると、吸音材に頼りたくなるのがわかりますなw

軽石を入れた物、低音は減退しています。

ゼオライト入り、軽石とあまり変わらない??

今度は素焼き。
ゼオライトよりさらに低音が減退、、、、、。

独立気泡の防犯砂利。
ゼオライトや軽石よりも低音が落ち込んでいます、、、、、。

防犯砂利をスライスした物。
僅かに低音特性が上昇しています。
軽石よりも、僅かに低音が出ているのか?(微妙^^;)

連続気泡のガラス砂利。
今回の測定では、最も低音が出ているように見えます^^;
まあ、微妙な差ではありますが、、、、。

最後に、低音部の特性だけを並べてみました。
100hzの音圧を比較してみると、連続気泡の砂利が最も低音が出ているように見えますね^^;
まあ、素人の測定なんで、あれですけど?w
少なくとも、砂利をかっ詰めても、低音は減らない!
と、言っても構わないんじゃないでしょうか?
逆を言うと、ナノベースエキサイターほどの効果は望めないと言うことでしょうかね?
しかしながら、低音を減退させずに、無共鳴エンクロージャーを簡単に実現できる魅力は大きいと思われます^^
走ったかいだけは、ありましたかね?w
ということはエンクロージャー容積は無駄にはなっていないということですね。
空隙サイズが大きいんだろうなぁ。
でも少なくともデメリットはなくなってメリットだけが残りましたね!