燃料電池に白金は要らない - 日経ものづくり - Tech-On!
驚かされるのは、PT(白金)にかかるコストが数十万円から100万円!と言うところですかね?w
PT不要と言われると、いかにも画期的に聞こえますが、、、^^;
そらまあ、水素やメタノールでそのまま使用できてPT不要なら、ノーベル賞モンですけどw
ヒドラジンというかなりの劇薬を燃料に使用するようです。
ただ、研究そのものから得られる発見は多いと思われますので、ここから派生してくるかも知れない、画期的な発見に期待はしています^^
燃料電池に白金は要らない
ダイハツが陰イオン交換型を発表
ダイハツ工業は2007年9月14日, 新型燃料電池システムの基本 技術を発表した。
最大の特徴は, 高価な白金(Pt)を全く使わないこと。
自動車向けに開発中の固体高分子膜 型燃料電池(PEFC)には,これまで触 媒としてPtが使われ,このコストだけ で数十万〜100万円近く掛かるとされ る。
一方,今回の燃料電池は燃料極側 の触媒にニッケル(Ni),空気極側にコ バルト(Co)を使う。両者とも価格は, Ptに比べて3けた安いので,大幅なコ スト削減につながる。
Ptを不要にできた理由は,反応系を 一新させて新しい燃料を使ったこと だ。
通常のPEFCは,電解質膜中をH+ が移動して発電反応が起きる。
移動するH+は陽イオンなので,陽イオ ン交換型と呼ばれる。
ところが,今回 の燃料電池は,OH−が移動する陰イオ ン交換型。
そして,OH−と反応させる のが, 新燃料の水加ヒドラジン(N2H4・ H2O)だ。
驚かされるのは、PT(白金)にかかるコストが数十万円から100万円!と言うところですかね?w
PT不要と言われると、いかにも画期的に聞こえますが、、、^^;
そらまあ、水素やメタノールでそのまま使用できてPT不要なら、ノーベル賞モンですけどw
ヒドラジンというかなりの劇薬を燃料に使用するようです。
ただ、研究そのものから得られる発見は多いと思われますので、ここから派生してくるかも知れない、画期的な発見に期待はしています^^
コメント
コメント一覧 (3)
私自身は、燃料電池展で混んでいてたいした会話できずに退散した記憶があります。
(たしか国内メーカーの膜使っていて、出力が比較的高い、寿命問題がネックだったと記憶してます)
アニオン系であれば、触媒はニッケルといわずマンガンでもいいみたいです。
すべて寿命次第ですが。
独国のロケット戦闘機コメートについての有名な話。
燃料は水加ヒドラジンと過酸化水素水。ヒドラジンは水素源,過酸化水素は酸素源。
実験の初期のトラブルで多かったのは、着陸時に無人飛行機が着陸していたという事故。
燃料漏洩事故でパイロットが部分蒸発や完全蒸発してしまうというもの。
>燃料漏洩事故でパイロットが部分蒸発や完全蒸発してしまうというもの。
パイロットが蒸発!ですか!!??
恐ろしいですね^^;
結局ロケットは、液体水素と液体酸素という方向へ向かっていったんですよね?
まあ、宇宙開発と、コンシューマに使える技術とでは、雲泥の差があるわけですけど、、、、、。