ダイハツがヒドラジンを燃料としたPt不要の燃料電池を発表,出力密度は500mW/cm2を実現 - Automotive Technology - Tech-On!
 ダイハツ工業は,ヒドラジン(N2H4)を燃料に使った燃料電池システムについて基礎技術を開発したと2007年9月14日に発表した。

触媒に白金(Pt)を使用せずに,水素を燃料に使った従来の燃料電池(PEFC)並みの出力を得られるという。
産業技術総合研究所と協力して開発したもの。

 同社はヒドラジンを使った燃料電池について,2005年10月16日から開催された米電気化学会(The Electrochemical Society)のミーティングで既に発表していた。
今回は2005年の発表時に比べて燃料電池の性能を大幅に向上させたほか,ヒドラジンを安全に使用するための貯蔵技術を新たに開発した。


ヒドラジン(N2H4)そのものは、かなりの毒性を有しているようです。

▼参照↓
でくのぼうぷれす:ヒドラジン - livedoor Blog(ブログ)
ヒドラジン


今回のダイハツの成果は、圧縮液化がきわめて困難な水素に比べて、加水ヒドラジンを個体として保管できるようにした点ですね。
個体であれば、かなりの燃料を車載可能になると思われます。

もう一つの注目点は、燃料電池の部材のコストダウンが計られている点でしょうか?

普及させるためには、「インフラ整備」が不可欠になるわけですけど、液体時の毒性が強すぎる感じはしますね、、、、、。
しかしながら、こういった研究が思わぬ方向に発展して、大きな成果を成し遂げると言うことが無い、とは限りませんし、発想の転換という意味では期待したいところではありますけどね^^;






 

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