「これが燃料電池の量産ラインだ」,米Medis社が製造設備を公開 - 電子部品テクノロジ - Tech-On!
月産150万個!ですか??
この規模なら、まさに量産ラインと言って良いでしょう。
ポータブル充電器と言うことは、燃料電池で直接機器を動作させるわけではないようですね。
携帯電話等の充電器として利用するようですね。
確かに、いくら小型といっても、携帯電話に組み込めるような大きさではなさそうです。
「これが燃料電池の量産ラインだ」,米Medis社が製造設備を公開 - 電子部品テクノロジ - Tech-On!
気になる燃料ですけど、メタノールではなくボロハイドライドを使うようです。
どうやって?燃料を手に入れ、交換するのか?
このあたりに、まだ疑問は残りますね。
出力は1W、まだまだ二次電池に頼らざるを得ない感じなんでしょうかね?
▼ボロハイドライドとは - NE用語 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!用語辞典
「これが燃料電池の量産ラインだ」,米Medis社が製造設備を公開
自動化ラインで製造される燃料電池利用のポータブル充電器「Power Pack」
搬送される燃料電池セル。上面に,DC-DCコンバータなどを実装した回路基板が載っている
続々と生産中
米Medis Technologies Ltd.は,燃料電池を用いるポータブル充電器の生産を,アイルランドのGalwayで開始した(製造ラインの公開動画を含むページ)。アイルランドCelestica社の製造設備内に,専用の製造ラインを構築した。
月産150万個の製造能力がある。2007年末までに月産100万個規模で出荷する予定。
月産150万個!ですか??
この規模なら、まさに量産ラインと言って良いでしょう。
ポータブル充電器と言うことは、燃料電池で直接機器を動作させるわけではないようですね。
携帯電話等の充電器として利用するようですね。
確かに、いくら小型といっても、携帯電話に組み込めるような大きさではなさそうです。
「これが燃料電池の量産ラインだ」,米Medis社が製造設備を公開 - 電子部品テクノロジ - Tech-On!
量産を開始した「24-7 Power Pack」は,水素とホウ素の化合物であるボロハイドライドを燃料に使う。
燃料の供給にポンプなどを用いない,いわゆるパッシブ型の燃料電池で,電圧5V,電流220mAで約1Wの出力がある。Medis社によれば,Power Packは27種類の部品で構成されているという。
Medis社はこのPower Packを,携帯電話機や携帯型ゲーム機,PDAなどの充電用途に向けている。
気になる燃料ですけど、メタノールではなくボロハイドライドを使うようです。
どうやって?燃料を手に入れ、交換するのか?
このあたりに、まだ疑問は残りますね。
出力は1W、まだまだ二次電池に頼らざるを得ない感じなんでしょうかね?
▼ボロハイドライドとは - NE用語 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!用語辞典
ボロハイドライド
読み:ボロハイドライド
ボロハイドライド(NaBH4)は水と反応して水素を発生するため,燃料電池に供給する水素の貯蔵材料として利用できる。原料はNa2B4O7(ホウ砂)であり,ここからNaBO2(二酸化ホウ素ナトリウム)を誘導し,水素化してNaBH4を得る。
コメント
コメント一覧 (7)
2006年4月に米国での携帯機器の展示会で無料配付されていたものです。
2006.10.23日経エレクトロニクスに分解写真などが掲載されています。
中和用の部材など、使い捨てならではの技術を使ってローコストを実現しているようです。
乾電池式の充電器より使い勝手が悪いのは惜しいところです。
最近、途中で反応を止めるのが難しい燃料電池が多いのは気のせいでしょうか。
Medisのものは上記の通り。
メカノ反応のアルミニウム水素発生器も水供給(というか水蒸気との反応も)止められない。
大同メタルの純粋なアルカリ金属使用のアルカリ形燃料電池も反応は水。水(水蒸気)供給止めるの難しい。
途中で反応止めるには、補器+乾燥剤となるのでしょうか。使い捨てならばいいけど、「数回発電できる」というのは嘘になる。リリースから隠された情報は多いですね。
でした。基本的に充電するのは充電した電池が無くなる、又は無くなりかけている状態なので、充電と充電の間はそれなりに時間空くのが普通。燃料電池充電器が1回充電後に自然放電してしまうのは、「1回のみ充電」と限りなく同じに近い。
この部分が簡単に実現できたらモバイル燃料電池の実現にかなり近づくと思うのですが。
確かに、以前使い捨て燃料電池のニュースが載ってましたね。
http://decnonet.livedoor.biz/archives/50439207.html
http://decnonet.livedoor.biz/archives/50202275.html
http://decnonet.livedoor.biz/archives/50116664.html
全然ダメじゃないですか?w
乾電池以下?と言う感じですよ?
むしろダイレクトDMEが実現した方が、弁で制御できるし、電圧とか、キャパシタの充電量に反応して、弁を開け閉めするような弁を作るのはそれほど難しくないと思いますけど、、、、。
まあ、デジカメとかでイベントを数百枚にわたって撮影する際には、バッテリーを2個用意して、交互に充電しながら使ったりしますね。
交互に充電するという使い方に置いては、まあ、「あり」かな?
しかし、月産150万個の需要が果たしてあるのかどうか?
かなり特殊な条件下でないと、意味を成さないですよね?
価格から考えると携帯電話用乾電池充電器の値段2倍(量産時)の燃料電池。
能力から考えて1Whとなるとやはり携帯電話用乾電池充電器とほぼ同等(もしかしたら劣る?)。
複数回充電で乾電池を超えられるが、充電周期が開くと1回だけのツールに。
さて、購入に踏み切れるでしょうか? 乾電池のやつは、100円ショップとかで電池だけ交換(カートリッジ交換相当)できますが、使い捨て燃料電池はこうはいかない。
月産150万個の出荷先が砂漠地帯中心の国などの特殊環境を狙っているのならば当たる可能性あるように思います。(そもそもそういう国や土地でゲーム機とか携帯使う?と言うのはありますが)
ダイレクトDMEや水素ボンベなどのガス補充タイプならば、ポンプを使わないで弁だけで大丈夫ですから、放電対策や安全対策などに有利です。補器も簡素になりますし、低消費電力にできます。電解質膜がネックなのでしょうか・・・
>電解質膜がネックなのでしょうか・・・
そうですねぇ、、、、。
ハイブリッド膜とか色々情報は出てきますけど、なかなか「本命」にならないようですね、、、、。
耐久性が最大の課題なのでしょうか?
5万時間とか言われるとちょってねえ、、、、。
小型のデバイスで、3〜4年も持てば、という用途ならいけるのかな?