
contax Planar T*50mm F1.4
まあ、この50mmプラナーの柔らかさは、デジカメでは再現できませんね。
デジカメと言うより、こういう描写をするレンズという物が他にないように思われますね。
ただ、描写が甘いだけのレンズなら他にもあるでしょうけど。
甘さと透明感を併せ持ったのがプラナーであり、Zeissならではの抜けの良さと柔らかさを感じるわけです。

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何でしょうかね?
デジカメ独特の堅さ?
ズームレンズ独特の薄っぺらさ?
比べちゃうとどうしてもねぇ、、、、。
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まあ、デジカメにしては解像力が高い割には、カリカリした描写にはならないので、何とか使える感じはします。

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拡大した時の解像力には今更ながら、恐れ入る物がありますね。

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ピントさえしっかりときてくれれば、いくらでも拡大できる感じで、等倍まで拡大しても全く粗が出てこない感じです。

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後は、ズームレンズの癖をつかむことが大事なんだなと感じますね。
主題から特定の距離の背景はボケが汚かったり、うるさくなったりしてしまいます。
撮影する際は、先ず前後を確認して、そこにある物が、どういうボケで描写されるかを予測する必要がありますね。
広角35mm相当よりワイド側に振ってやれば、後方のボケは深度が深くなり、キタナクは写りませんから、周囲の状況までもを写し込んだ撮影が可能になります。
50mm相当よりテレ側に振る場合は、主題の直後あたりは大丈夫ですけど、適当に離れた距離にある線状の被写体はうるさいボケに写ります。

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ですから、綺麗にぼける物は適当な位置に配置して、キタナクぼけるような物が無い背景を選択し、すっきりとぼける遠距離の背景を最後面に配置するようなアングルを選んでやれば、ズームレンズでも綺麗に見える写真が撮影できるんだと思います。
それだけ、ズームレンズの方が三次元的に主題を選択する必要があるわけです。
単焦点レンズの頃は、そんなこと考えもしませんでしたねw
レンズを信じて、とにかく馬鹿正直に主題に向かって行く!
これだけで、納得のいく写真が撮れた物です^^;
それだけ、レンズに甘えていた面も合ったわけですね。
やはりズームレンズは難しいですね、、、、。
それだけ、頭も使うし、経験も必要になってきます。
まあ、それが写真の面白さなんでしょうけどね^^;
うっちーの時々かめらまん
それではY/Cマウントのコンタックスではどんなレンズを使っているのだろうか。
招待作家(全28作品)
単焦点:64%、ズーム:36%
コンテスト入賞作品(全27作品)
単焦点:37%、ズーム:63%
みごとにプロの方が単焦点を多用している結果となった。それにしてもY/Cレンズといえば単焦点が真骨頂と思っていたが、意外にズームは多用されており、ハイアマチュアにいたっては2/3がズームという結果だった。VS28-85/3.3-4とVS80-200/4は、プロ、アマチュアとも活躍していたが、プロにおけるVS100-300/4.5-5.6、アマチュアにおけるVS70-210/3.5が目立った。また、単焦点はP50/1.4、P85/1.4、D25/2.8、MP100/2.8などが常連だったが、D35/1.4がプロ、アマチュアともゼロなのは意外だった。
うっちーさんのブログで、contaxフォトコンテストの記事が紹介されています。
単焦点を好むプロ、意外とアマチュアはズームレンズでの入賞者が多い?
私も意外だったんですけど^^;
しかし、ズームレンズで入賞作品を撮影できる実力も、相当な場数を踏んでいる強者達だという感じがしますね^^;
なるほど背景をきれいにボケさせるには、色々と配慮が
必要ということですね。
これはズームだけでなく、単焦点でもクセダマだと同じ
ことが言えますね。背景のコントラストがどれくらいか
でも違ってくるでしょうから、とても難しそう(汗)。
う〜ん、レンズの力に頼りたい・・(笑)。