【燃料電池展】カーボン・ナノチューブで電気2重層キャパシタの抵抗が1/4に - 電子部品テクノロジ - Tech-On!
【燃料電池展】カーボン・ナノチューブで電気2重層キャパシタの抵抗が1/4に
2006/01/27 22:08
 東海大学の庄研究室は,導電剤としてカーボン・ナノチューブを使った電気2重層キャパシタを「第2回 国際水素・燃料電池展」で展示した(図1)。一般に導電剤として用いるアセチレン・ブラックを添加したキャパシタに比べて,直列抵抗を約1/4に低減できたという。

バッテリーに比べると、蓄電能力は劣りますが、耐久性においては相当な長時間稼働が期待できるキャパシタです。
この分野がもっともっと盛り上がってほしいと期待しています。

HONDAのFCVにも既にキャパシタが搭載されています。
これは、加速時にはエネルギーを急速に放電して、減速時のエネルギーを溜め込むという、きわめて合理的に作用するものです。

ノートPCなどにおいても、瞬間的にエネルギー要求が高まった場合でも、有効に働くのでは?
と考えます。

バッテリーの寿命が短い!
ノートPCを使っている人なら、誰でも実感していると思います。

バッテリーは電気を、化学反応などによって、物質の変化として蓄えるのに対し、キャパシタは、巨大な電解コンデンサーのように、電気そのものを蓄えておけると解釈しています。
充放電を、高速に繰り返せる反面、蓄えておける電気そのものはバッテリーには及ばないわけです。


 

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