長岡鉄男氏はオーディオ装置の上に鉛の板を乗せると音が良くなるという実験をしていましたね。
アナログターンテーブルならなるほどと思いますが、機械的な動作をしないアンプであっても鉛の板を乗せる効果ははっきりと聴き取れるのだとか、、、、。
振動の吸収であれば、ネコ型スタビラーザーも聞くんじゃね??w
アナログターテーブルとかには効果はありそうな気がする!
長岡氏の実験の後、各オーディオメーカーからはやたらと重量が重いアンプが登場してきたように感じていました。
音の良いアンプは重い!!
まことしやかに、そんな迷人が信じられていました^^;
しかしながらそれは横揺れの話で、、、、。
ここでいう横揺れとは地震の縦揺れ横揺れの話ではありません。
タイムドメイン的には上下に揺れようが、左右に揺れようがそれらは全て横揺れとして扱います。
では??
縦揺れって何??
そうねえ、、、。
例えて言えば、、、、。
水道の蛇口を中途半端に開いたときに、水が変なノイズを立てながら小刻みに震えるような感じで出てくることを経験したことはありませんか?
ノイズが出るのは振動であり、水が一定の速度ではなく、バイブレーションのように揺れながら出てくる感じ、、、、。
これが縦揺れですかね?
この場合の揺れの原因は「共振」ですね、何らかの理由で水の流れる速度と水量、そこにかかる抵抗値に共振の条件が揃ったので、バイブレーションが起こるわけです。
オーディオで言えば、音楽信号が一定の速度で流れてくるのではなく、ブレながら出てくるので信号が狂ってしまう、、、。
=忠実再生ではない。
そんな感じです。
もちろんこれは極端な例であり、突き詰めてゆくとごく普通に信号の縦揺れは起こってしまっているという感じですかね?
ほとんどの場合は、その縦揺れに気がつかないと思います。
っていうか、それが普通の音であって、忠実度を欠いているとは感じないからです。
忠実再生されているものとの比較によって初めてその違いというのが理解できるんだと思いますね。
そういう意味では、ネコ型スタビラーザーは音楽信号の縦揺れにはあまり効果はないと思われます!w
横揺れにはある程度の効果は発揮すると思うけどね??w