シミュレーションでは45Hzあたりに共振点を持ってゆくのが最適だと推測されます。
75mm系のポートで12cmでだいたいくる感じでしょうか?
75mmの紙管を12cmに切断します。
こんな感じか?
エアコン用の非硬化パテで設置してゆきます。
それでは測定して見ましょう。
まずは軸上30cm。
ユニットの近接測定。
ダクトの近接測定。
2chリスニングポジション。
前回のデータと比較して見ます。
ポートの系はほぼ同じで今回の方が長くなっています。
60Hzあたりの音圧にわずかに変化がある感じ。
ユニットの近接測定。
これはほぼ同じ。
ポートの近接測定。
微妙だ^^;w
2chリスニングポジション。
こちらも60Hzあたりに多少の変化が、、、。
グラフで見るとそれほど変化はありませんが、出てくる音そのものはかなり違います。
F特的にグラフで表すことのできない要素が随分大きいんだなと感じますね。
共振がうまくグラフに出てこない理由は、ウーハーを塞いでいないからでしょうね、、、、。
この箱でフルレンジ一発で仕上げるためにはウーハーを塞ぐ必要があることは確実ですが、ちょっと面白くないですね、、、、。
あと、気になる点は、ウーハーに耳を近づけて見ると音が出ています。
ウーハーが振動して音になっているわけではありません。
キャビネットとは異なり、ウーハーなんて0コンマ数ミリの薄い板ですから、背面の音が筒抜けで出てきてしまうようです。
実際に聞こえるレベルの音ですね。
反射音ですから、時間的には遅れて出てくる音です。
タイムドメインの音と比べると全体的にボワーっとした感じの何かが漂っているように感じられます。
この感じが好きな人もいるんでしょうけど、忠実かと聞かれたら忠実ではないという感じですかね?
まあ、好き嫌いの世界なので、全否定はしませんが、、、、。
ALTEC CF404-8Aの音そのものは、かなり早い音でタイムドメインに近い音だと感じられますが、せっかく早い音なのに、何かを引きずっている感じに聞こえてしまいますね。
いわゆる、ブレーキが効かない音というやつですか?
この状態だと色々実験して楽しむには障壁が大きすぎます。
もう一本のダクトのテストをしたら、作戦変更で^^;w