さてと、、、、。
今回は、コットンの効果を見るために、コットンを全て抜いてみることにします。
この箱は、元々吸音材は入っていません。
LCネットワークのない2Way構成になっています。
Low側とHi側それぞれに、入力端子が独立していて、コンポの方で、あらかじめ、まあ、チャンデバではないでしょうけど、ハイローそれぞれの出力から直結する構成になっています。
フルレンジで、駆動することを、考慮には入れていないものとみられますね。
今回は、このコットンを全て抜いて、違いを比べてみますよ。
それで行ってみましょう!
コットンの効果は?
如何に??w
ユニット軸上30cm
これが、今回、空っぽの特性です。
黒:空っぽ 赤:コットン
むむ、それほど差はないか?
50Hzあたりで、コットンの方が逆転しているように見えますが??w
まあ、測定誤差の範囲内かも?w
ユニットの近接特性
こちらのデータの方が、信頼できるはずです。
黒:空っぽ 赤:コットン
共振点が、若干コットンの方が低いようです。
5Hzくらいかな?
ポートの近接測定
1kHzの山が高いですね。
黒:空っぽ 赤:コットン
相対値なので、1kHzの山が高い分、コットンの方が音圧が高く見えますが、実際には、ほぼ平行なので、それほど大きな変化はないと思われます。
2chリスニングポジション
黒:空っぽ 赤:コットン
こちらは、反対に空っぽの方が、低域の音圧が高いように見えますが、ほぼ平行なので、測定誤差内といえるくらいの違いでしかありません。
確かに、ユニットの近接測定で、5HzくらいF0が下がっているように見えるので、コットンの効果はあるのかなという気がしますが、大勢に影響があるほどではなさそうですな^^;
実際の聴感は、若干違うように聞こえますね。
空っぽの方が、少し生々しさが感じられるか?
ただ、箱の中の残響音的な要素が、聞こえるような気はします。
このくらいの違いであれば、むしろ吸音材は、少なめにした方が、結果は良いかもしれないですね。
メーカー製の箱で、口径もCF404-8Aがピッタリと収まりますから、ダクトがちゃんと共振しているということなんでしょうかね??
もっと、違いが出るんだと思っていましたが^^;
実際にやってみないと、分からないものですな、、、、。