DSC01952


デスクトップ用のシステムを測定してみましたが、その前に、母艦であるJBLのチューニングを確認しておきます。
意外な結末が、、、、??w

ピクチャ 1


fo:195Hzくらいでしょうか?
って??

バスレフなんですけど??w

かろうじて、谷間ができてる感じでしょうか??


DSC01953


各部の近接測定、、、、。
バスレフポートは、こんな感じ?


ピクチャ 2


黒:総合特性
青:インピーダンンス
紫:ユニットの近接測定
赤:バスレフポートの特性


一応、バスレフのチューニングは85Hzあたりに持ってきているようですかね??
ただし、このシステムだと、どこに共振点を持ってきても、低音が盛り上がらないのは、シミュレーションで確認しています。

短すぎるダクトで、高域の漏れが激しいよりは、特性に変化が無くても、低すぎるチューニングにして、質感を確保しているのかな??
それでも、バスレフポートの近接音では、それほど高くない低音の音圧に対して、漏れ出してくる中高域のピークが相当高い感じです。

DSC01954


試しに、ポートを非硬化パテで塞いで、密閉状態で測定してみました。


ピクチャ 3


fo:178Hz

奇麗に、密閉状態の特性になってますね??


ピクチャ 1


特性を重ねてみました。

黒がバスレフ、赤が密閉、、、、。

バスレフにした所で、200Hz付近が多少盛り上がっただけで、ポートの効果は、事実上ほとんどない??w
逆相の音が出てこないだけ、密閉の方がましなのか??

とはいえ、実際にはポートから相当な音量が出ていますので、味付けとしては、バスレフの方が迫力が出る??
それを確保した上で、あえてチューニングを低すぎる所に取って、中高域への影響を最小限に抑えていると言う感じ??

このユニットの特性ですけど??
以前検証したように、、、、。


DSC01813


_DSC3267


▼実測値

ピクチャ 5


Fo:121.2Hz
Qo:0.66
Qm:2.61
有効振動半径:27mm
Mo:1.62g


Mo:1.62gと言う数値は、FE83の1.15gより重めで、それでいながら、磁気回路は貧弱、エッジは柔らかめでしょうか??

FE83のfoが140Hzなのに対して、このユニットはfoが121.2Hzですから、少なくともMoがFE83より重いと言うのは、見当はずれではないと思います。

インピーダンスカーブからしても、既に十分ダンプされている感じで、小さな箱でも、高域が強い感じにならず、バランスの取れた音に聴こえる感じでしょうか??

振動系と、磁気回路のバランスを、小型で十分ダンプできる所に設定して、あえて150Hz以下の低音ははじめから捨ててる??
感じかな??

パソコン用に専用設計されたユニットだとは思いますね、、、。


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