さて、設計支援プログラムから、いくつかのスリットの最適値を導き出して、シミュレートしてみました。
とりあえずは、バスレフとして普通に動作する物から、手を付けてゆくのが懸命でしょう^^;
それで、十分な効果が実現できれば、それで済む話なのかも、、、、、?
それ以上の物を、期待したいんですけど、先ずは、つぼを抑えておかないと、、、、^^;
エンクロージャー容積=4L 共振周波数は70Hzに設定しています。
8cmでぺらぺらのユニットが多いので、あまり無理はできない感じでしょうか?
ただ、チューニングそのものは、このサイズで、ダクトを切っておいて、差し込むストローの長さをわずかに長く取ることで、微妙に低域よりのチューニングも可能です。
先ずは、28スリット。
直径にすると、2.67cmの円形ダクト相当ですか?
長さ、6.91cmですか?
実際に図面にしてみると、こんな感じですね。
これのあたりが、実用的で、使えそうな?
感じでしょうか?
とりあえず、これは あると思います!
続いては32スリット。
直径は、2.85cmの円形ダクトに相当します。
長さが、7.96cm。
これが、一枚のスリットでマウント可能な限界値ですね、、、。
ちょっと、構造的に無理がありそうな、、、、^^;
これは?
ちょっと試す価値無しか?
36スリット。
3.03cmの円形ダクト相当ですか?
長さが9cmになります。
この長さになると、一枚のプレートには収まりません。
同じ物を2枚重ねて、マウントする必要があります。
実際には、地面に向けて低音を叩き付けるように、-90度回転させてマウントするのがベストでしょうか?
40スリット。
3.19cmの円形ダクト相当。
長さは10.05cm
こんな感じか?
2枚重ねの限界値が、44スリット。
これ以上は長くできませんので、これが、事実上スリットにマウントできるダクトの限界値です。
勿論、3枚重ね4枚重ねで、中心部の十分に長さを確保できる領域を使用すれば、もう少し行けますか?w
あとは、連結して、折り返せば、もっと長いダクトもマウント可能ですけど、そこまでやっても、意味が無いような、、、^^;
さて?
全て試作するわけにも行きませんし、、、。
どの辺りを、狙いましょうか?
実際には、最も実用的でスリムな28スリットを試作して、音を確認してからかな?
とりあえずは、このパスルの、一つ目の答えは、出てきそうな感じはしてきましたね、、、、。
実際に作ると、こんな感じですね、、、、。
勿論、既に音も聴いてみました。
結果的には、成功してる感じです^^;
ストローのやつと比較して、音圧と言う点では、全く負けていません!
また、これ以上開口面積を増やすことに、あまり意味が無いと言うか、、、。
むしろ、絞ってみる方が、効果は期待できるのか?
と言う感じはします。
このサイズで、長さが7cm弱、開口直径が27mm程度なら、一般的な小型システムのとほぼ一致する感じでしょうかね?
実際70Hzと80Hzでは、ダクトにかなりの風圧を感じますし、パッキンとかからの空気漏れは全く感じません。
ストローの方は、ストローよりも、空気漏れが低音を出している感じで、、、、。
聴き比べると、70Hzの位相は逆相に近い状態になってますね、、、、。
とりあえず、同じスリットをもう一枚制作して、両方にはめて試聴しないと、本当の実力は聴こえてこない感じです^^
これが現時点でのベストアンサーだとは思います^^;