振動を制すものはオーディオを制す アイシン高丘のスピーカー|NIKKEI NET 日経WagaMaga:趣味−オーディオ
制振を制する物はオーディオを制する!?
鋳物ですか?
確かにマスがあって、振動には強い感じがしますけど?
制振とは何か??
振動を制すものはオーディオを制す
decnonet@AMAZON - タオック トールボーイスピーカー 【1本】TAOC LC-800
高級スピーカーがオーディオファンを引き付けている。
三菱電機子会社の三菱電機エンジニアリングは2005年末、老舗ブランド「ダイヤトーン」を6年ぶりに復活させた。
パイオニアやヤマハ、日本ビクターなども相次いで高級品を発売している。
その中で一際異彩を放つのが、自動車用鋳物部品を本業とするアイシン高丘のスピーカー群だ。
「振動を制するものはオーディオを制する」を掲げ、自動車向け制振技術を注ぎ込んで、新発想のスピーカーを送り出している。
制振を制する物はオーディオを制する!?
鋳物ですか?
確かにマスがあって、振動には強い感じがしますけど?
制振とは何か??
制振技術
TAOC タオック LC800の手法は、ここで言う(1)にあたるわけですね、、、。
(2)はオーディオで言えば、異種素材をハイブリッド化した制振素材と言う感じでしょうか?
(3)は?ダンパー系の旧式なインシュレーターと言う感じか?
制振技術
振動エネルギーを熱エネルギーに変える!
なんだろ??
何かありそうな気がするが、、、、。
制振技術
▼オーディオアクセサリー メニュートップ
具体的には、ネジやインシュレーターとか、オーディオ用にも色々と開発されているようです。
中でも面白いと思ったのが、、、、、。
(1)金属系制振材料
制振鋼板や防振合金(制振合金)等のように、構造部材として従来品に代替する形で使用されます。
↓これなんかが?該当しそうですかね?
▼オーディオアクセサリー アブソーバースクリュー
このネジ!
使えそうですよね?
↑ネジのみでなく、シェルまでも「M2052」で作られたセイシンヘッドシェル
(2)プラスチック系制振材料
金属系制振材料と同様に、構造部材として従来品に代替する形で使用されます。
▼無機/有機ハイブリッド層状高分子
↑プラスティックと言う意味合いでは、多少違う感じもしますが、オーディオ専用となると、より複雑な構造になるんでしょうか?
▼fo.Q(フォック) G-53F(4枚入り) ハイエンドスペーサー G53F
↑この辺がそうなのかな?
高分子ハイブリッド、有機物に無機物をハイブリッド化して、混合して作るんでしょうか?
よくわかりませんけど^^;
重すぎず、硬すぎない、振動を吸収するような新素材が合成可能と言うことでしょうか?
(3)高分子粘弾性系制振材料
アスファルト、ゴム、塗料、接着剤等の粘弾性物質を、構造部材に貼付するという形態で使用され、
拘束型と非拘束型に分けられます。
▼M2052粉体塗料シリーズ
少し、原理は違っているようですが、塗料も出ているようですね、、、。
塗装でも、制振効果が期待できるのか、、、、、。
ざっと、調べた感じでは、こんなもんでしたが、、、、。
まだまだ、色々あるんでしょうね^^;
さて、ここまで見てきた感想ですが、、、、。
旧来のオーディオの制振は、ブカブカのサスペンションの上にそーっと浮かべるようにして、外部からの振動を吸収しようとするタイプ、30年ぐらい前のレコードプレイヤーとかに採用されていた技術ですかね?
こういうタイプは、1/4世紀ほど前に絶滅してしまったように思われます。
理由は、音が明瞭でない、ぼやんとした感じ?かな?
その後ハイエンド組は、やたら重量を大きくして、制振を図って行ったと言う感じですよね?
長岡鉄男氏がアンプの上に、錘を置くだけで音が変わる!
と言う説を唱えて以来、良いオーディオは重い!と言うのが、常識になって行ったように思います。
その流れは、未だにそれほど変化していない感じでしょうか?
最近になって、登場してきた、硬くて重くもなくて、しかも制振効果がある新素材ですか?
これらが、流れを変えてゆくんでしょうか?
M2052やfo.Qには、なんだか新たな可能性が感じられます。
現状では、高価なオーディオアクセサリーですけど、大手メーカーが採用して、オーディオ機器内部に採用しだしたら、コストは相当下がってゆく可能性はありますよね?
問題は、そう言う音に対するニーズが少なすぎる点でしょうか?
決して少なくはないはずなんですけど?
大量生産、大量消費、薄利多売という、慣例に則しないと言う点でしょうか?
最近では、ピュアオーディオを手がける、小さなメーカーが増えてきている傾向にあると感じています。
町工場レベルで、高い技術力と、評価できる耳があれば、まだまだ、成功の可能性は残されていると思いますねぇ、、、。
逆に、大手家電メーカーでは、もう無理?なの??かな、、、、、、?
制振技術の必要性
モータやコンプレッサに代表されるように、機械、装置類の騒音の発生メカニズムは、
何らかの理由で発生した起振力が、支持部を通して構造部材に伝わり、
固体音を誘発するという形態が極めて多くみられます。
これらの防止方法として、
(1)構造部材の質量を増し、かつ剛性を高めてあげる
(2)起振力の振動スペクトルの共振と構造部材の共振を合致させない
(3)振動減衰を大きくする
ことが必要で、この三項目は、いわば「振動騒音の三原則」ともいうべきものであります。
しかし、(1)は、時代の趨勢である「小型・軽量化」と相反します。
また、(2)は、起振源の振動スペクトルが単一の、あるいは比較的狭い周波数スペクトルを
持つような場合には可能でありますが、衝撃的な起振力のような広い周波数にわたって
スペクトルを持つ場合には、矩形板の固有振動を考えてみてもわかるように、困難です。
また、防振技術によって起振力が構造部材に伝わらないように可能な限り配慮したとしても、
種々の制約から起振力による振動を完全に遮断することは不可能であり、すでに構造部材に
伝わってしまった振動の振幅を抑え、振動減衰を速くする(残響を短くする)働きをする
制振技術の採用が不可欠となってきます。
TAOC タオック LC800の手法は、ここで言う(1)にあたるわけですね、、、。
(2)はオーディオで言えば、異種素材をハイブリッド化した制振素材と言う感じでしょうか?
(3)は?ダンパー系の旧式なインシュレーターと言う感じか?
制振技術
このような振動を減衰させるための有効な方法としては、
(1)システムダンピング(オイルダンパー等のダンパーシステムの設置)
(2)ストラクチュアルダンピング(材料間の組み合わせ構造の利用)
(3)マテリアルダンピング(材料の内部損失の利用)
の3通りの方法が考えられます。
これらのいずれにおいても、振動のエネルギを熱エネルギに変換させることによって、振動減衰を
実現させております。
振動エネルギーを熱エネルギーに変える!
なんだろ??
何かありそうな気がするが、、、、。
制振技術
制振材料
振動減衰を目的とする材料を、ここでは一応制振材料と呼ぶこととしますが、制振材料を大別すると
次のようになります。
(1)金属系制振材料
制振鋼板や防振合金(制振合金)等のように、構造部材として従来品に代替する形で使用されます。
(2)プラスチック系制振材料
金属系制振材料と同様に、構造部材として従来品に代替する形で使用されます。
(3)高分子粘弾性系制振材料
アスファルト、ゴム、塗料、接着剤等の粘弾性物質を、構造部材に貼付するという形態で使用され、
拘束型と非拘束型に分けられます。
▼オーディオアクセサリー メニュートップ
具体的には、ネジやインシュレーターとか、オーディオ用にも色々と開発されているようです。
中でも面白いと思ったのが、、、、、。
(1)金属系制振材料
制振鋼板や防振合金(制振合金)等のように、構造部材として従来品に代替する形で使用されます。
↓これなんかが?該当しそうですかね?
▼オーディオアクセサリー アブソーバースクリュー
[制振の原理は双晶効果]
このM2052がセイシン合金として働く秘密は、この金属組織内に応力が働くと「双晶」(そうしょう)といわれる現象が起こることです。
双晶というのはいわば「地くずれ」現象のようなもので、力が加わると金属組織が斜めにずれます。
つまり地崩れを起こしますが、力が弱まるとまた基に戻ります。
かかる力に酔って崩れたり戻ったり、崩れたり戻ったりを繰り返します。
この双晶効果に酔って振動エネルギーが熱エネルギーに代わり、高い制振性を発揮するわけです。
このように地くずれしては基に戻りという運動を繰り返しますが、金属の強度は軟鋼程度のものがあります。
したがってこの金属の固まりをたたいても、普通のP金属をたたいたようなきーんという音はせず、ボソッと言うだけです。
落としても弾むような事はありません。
それだけ振動を吸収してしまうという素晴らしい制振性と強度を持った金属なのです。
このネジ!
使えそうですよね?
↑ネジのみでなく、シェルまでも「M2052」で作られたセイシンヘッドシェル
(2)プラスチック系制振材料
金属系制振材料と同様に、構造部材として従来品に代替する形で使用されます。
▼無機/有機ハイブリッド層状高分子
↑プラスティックと言う意味合いでは、多少違う感じもしますが、オーディオ専用となると、より複雑な構造になるんでしょうか?
▼fo.Q(フォック) G-53F(4枚入り) ハイエンドスペーサー G53F
異なる3種類の高分子ハイブリッド型制振材を積層し、さらに内部にガラス繊維層を加えて複合加工した最新の材料を使い、アンプやプレイヤー用途として最適なスペーサーに仕上げました。
機器の不要振動の吸収に対し高い性能を発揮し、音の濁りや歪みを取り除いて冴えのあるクリアな音質を実現します。
また、材料内部にガラス繊維層を加えることによって、以下の特長が付加されました。
・圧縮強度が大幅アップ。
・積層構造が非対称のため、リバーシブルで2種の音質が楽しめる。
ご使用にあたって─
・小型スピーカーやアンプ、プレイヤーなどの下に敷いてご使用ください。
・インシュレーターとの併用も可能です。
製品の仕様材質
高分子ハイブリッド型制振材とガラス繊維の複合加工品
サイズ 直径50mm × 厚さ3mm 耐荷重 20kg/枚
↑この辺がそうなのかな?
高分子ハイブリッド、有機物に無機物をハイブリッド化して、混合して作るんでしょうか?
よくわかりませんけど^^;
重すぎず、硬すぎない、振動を吸収するような新素材が合成可能と言うことでしょうか?
(3)高分子粘弾性系制振材料
アスファルト、ゴム、塗料、接着剤等の粘弾性物質を、構造部材に貼付するという形態で使用され、
拘束型と非拘束型に分けられます。
▼M2052粉体塗料シリーズ
制振粉体はシートやスタビライザーなど、様々な用途を拡大をしてきましたが、今回発売される「制振合金粉体塗料:SPI-15、30」は、油性の黒色塗料に制振合金の微粉体(50ミクロン以下)を混ぜたもので、刷毛で直接部品等に塗ることができる商品です。
これなら部品等の制振対策が簡単にできるのでとても便利。
実験により、塗布後も抵抗値が無く、ショートの心配もありません。
例え失敗しても気軽に修正すればすむので、とても安心です。
少し、原理は違っているようですが、塗料も出ているようですね、、、。
塗装でも、制振効果が期待できるのか、、、、、。
ざっと、調べた感じでは、こんなもんでしたが、、、、。
まだまだ、色々あるんでしょうね^^;
さて、ここまで見てきた感想ですが、、、、。
旧来のオーディオの制振は、ブカブカのサスペンションの上にそーっと浮かべるようにして、外部からの振動を吸収しようとするタイプ、30年ぐらい前のレコードプレイヤーとかに採用されていた技術ですかね?
こういうタイプは、1/4世紀ほど前に絶滅してしまったように思われます。
理由は、音が明瞭でない、ぼやんとした感じ?かな?
その後ハイエンド組は、やたら重量を大きくして、制振を図って行ったと言う感じですよね?
長岡鉄男氏がアンプの上に、錘を置くだけで音が変わる!
と言う説を唱えて以来、良いオーディオは重い!と言うのが、常識になって行ったように思います。
その流れは、未だにそれほど変化していない感じでしょうか?
最近になって、登場してきた、硬くて重くもなくて、しかも制振効果がある新素材ですか?
これらが、流れを変えてゆくんでしょうか?
M2052やfo.Qには、なんだか新たな可能性が感じられます。
現状では、高価なオーディオアクセサリーですけど、大手メーカーが採用して、オーディオ機器内部に採用しだしたら、コストは相当下がってゆく可能性はありますよね?
問題は、そう言う音に対するニーズが少なすぎる点でしょうか?
決して少なくはないはずなんですけど?
大量生産、大量消費、薄利多売という、慣例に則しないと言う点でしょうか?
最近では、ピュアオーディオを手がける、小さなメーカーが増えてきている傾向にあると感じています。
町工場レベルで、高い技術力と、評価できる耳があれば、まだまだ、成功の可能性は残されていると思いますねぇ、、、。
逆に、大手家電メーカーでは、もう無理?なの??かな、、、、、、?
振動エネルギーを吸収して速やかに減衰させることです。
吸収したエネルギーは大抵、熱エネルギーとして放出します。(まれに電気や他のエネルギーに変換したりしますが)
その結果、叩いても響きません。
>M2052
すごいですね。鉄やアルミなどの金属の弾性を備えつつ鉛などの塑性も備える。
スプリング(弾性)とショックアブソーバー(ダンパー:制振)が一体になったサスペンションと考えればいいと思います。
ちなみに、鉛は良質な制振金属ですが、自らが変形するときにエネルギーを吸収するので、硬いものに貼り付けたり硬いもので挟んだりすると、変形できなくなって吸収力はなくなり、ただの錘になってしまいます。