さて?w

その1を書いたのがいつの話だったか?
忘却の彼方なわけですけど、、、、^^;

国会中継を聞いていても、次世代の車の話は出てくるんですが、ハイブリッドや電気自動車、燃料電池FCEVあたりが登場しただけで、DMEに関しては、全く触れられませんでした、、、、。

DME(ジ・メチル・エーテル)に付いて、もう一度触れておきたいと思います。

おそらく前回話した内容は、、、、。




■ディゼルエンジンの代用燃料となりうる。

■LPG並みの5気圧程度で液化が可能なため、天然ガスよりも航続距離が稼げる。

■ディゼルエンジンとして使用した場合の、粒子状物質、黒煙をほぼ0に抑えることが可能。

■従来のディーゼルエンジンをDMEに置き換え、さらに小型車にも採用してゆけば、CO2の排出量を抑えることが可能である。

こんなところでしょうか?

しかしながら、DMEがどれほど有利であるか?
大阪ガスが行った、実証実験をご紹介しておきます。

大阪ガス:燃料電池自動車用ジメチルエーテル改質システム/最近の技術開発事例/技術開発情報/企業情報
ジメチルエーテル(以下DMEと記す)は天然ガスから合成され、化学的に安定で毒性も極めて低く、かつ物性はLPGと類似の優れた燃料です。

 大阪ガスでは、将来の普及が期待できるDMEに着目し、DMEから低温で高選択的に水素を取り出せ、かつ5000時間以上の耐久性を有する水蒸気改質触媒を開発するとともに燃料電池自動車に搭載可能な軽量・コンパクトなDME改質システムを開発しました。


↑既に大阪ガスでは、DMEから効率的に水素を取り出し可能な技術を実証実験しています。


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大阪ガス:燃料電池自動車用ジメチルエーテル改質システム/最近の技術開発事例/技術開発情報/企業情報
特長

DMEの燃料電池用の燃料としての特長

硫黄分を含まないため改質器が簡素化できる

比較的低温(400℃以下)で水素を発生できる

開発したDME改質システムの特長

従来の高圧水素ボンベ搭載型燃料電池自動車に比べ30%省スペース化を実現

高圧水素ボンベ搭載型燃料電池自動車に比べ高い総合効率(Well to Wheel燃料を採掘・製造して車が車輪で走行する効率)を実現


↑現段階での実証実験で、純水素燃料電池技術よりも、Well to Wheelでの総合効率で勝っている!

純水素の実用化を待つより、DMEを実用化した方が効率が良い。

DMEはたったの5気圧で液化可能であるのに対して、水素を液化するためにはマイナス256度程度に冷却しなければならなくなり、液化するためにエネルギーが必要になります。
また、液体の状態を維持するだけでも、エネルギーを常に投入し続けなければならないと言う状況に置かれるわけです。

トヨタ『FCHV-adv』と、各社の水素燃料電池車プロジェクト | WIRED VISION
同社は、水素貯蔵タンクの容量を、先行モデルの148リットルから156リットルへと増やし、最高充填圧力も70メガパスカル(約1万ポンド/平方インチ)に倍増させた。

また、燃料電池の性能向上、回生ブレーキシステムの改良、システム補機の消費電力低減により、燃費を約25%向上させた。


↑実際には70Mパスカル?
いったい?
何気圧なんだ!?w

とんでもない圧縮をかけても、液化しない、しかも、水素分子はあらゆるガスの中でも、飛び抜けて小さいので、漏洩の可能性も高く、これを普通に自動車に乗せると言うのは?
技術的にも、コスト的にも、かなり至難の業であると言えるでしょう。

しかも!
水素を充填するためには70Mヘクトパスカル以上の圧力をかけて、タンクに充填してやらなければなりません。
あるいは?
液化水素の状態で、タンクに流し込んだ方が手っ取り早いか?

いずれにしても、水素スタンド維持には、相当のエネルギーが必要なことだけは事実であり、水素=クリーン=
CO2抑制と言う話も、怪しくなってきます、、、^^;


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その点DMEであれば、たったの5気圧で液化可能!
インフラ整備と言う点では、従来のLPGのシステムやアプリケーションをそのまま使用可能なので、既に普及させるための、基本的なインフラは整備されていることになります、、、、。

なぜ?
これほどまでに、ハードルが低く、効率も高く、安全性も実証済みのDMEが、国会では?話題にさえ上らないのか?

知っていても、あえて口にできない?
既得権を侵害される?誰かの100メガヘクトパスカルの圧力でも?
かけられているのか!?w

ほとんど、イライラしてくると言うか?
もし、本当に知らないだけ?
とか、言われたら、、、、、^^;
ちょっとねぇ、、、、。

この時点で既に純水素よりも有利な位置に付けてきているDMEですが、これだけではありません!!

ジメチルエーテル - Wikipedia
燃料電池

直接型DME燃料電池は、ダイレクトジメチルエーテル燃料電池 (DDFC) とも呼ばれ、水素ガスを取り出す改質器を必要としない固体高分子形燃料電池である。

同じく改質器が不要な直接メタノール燃料電池(DMFC)の燃料であるメタノールより毒性が低く、安全性が高い燃料電池として期待されている。



最近では、小型携帯可能の燃料電池があちこちで発表されていますが、主に、メタノールと水を混合した溶液を燃料に使った物で、ダイレクトメタノール型燃料電池と呼ばれています。

このタイプの燃料電池は、改質して水素を取り出さなくても、メタノールが直接反応して、電力を発生させます。

DMEの組成は、メタノールによく似ていることから、ダイレクトメタノール用の燃料電池で、メタノールに近い反応を起こすことが、昔から知られていました。
ですから、

DMEは改質して水素を取り出さなくても、

低温で直接燃料電池を駆動できる!!!



と言う、究極の特性を秘めています!

勿論、現時点ではまだまだ、開発段階ですが、システムが完成すれば、究極のエコシステムの完成になるかも?
知れません。

勿論、これまでの燃料電池実用化に向けての研究開発は、燃料がDMEになっても応用が可能になると思われます。

また、DMEは現時点では非常に有力な燃料であることは、間違えなさそうなんですが、これが未来永劫に渡って、最も有力であるか?
そう問われると、そうではないと言わざるを得ない感じがします、、、、。

あくまでも、DMEはつなぎ役として、最も優れている!
という、感じでしょうか、、、、。

優れているのに?
つなぎ役にしかなれない?

実際にDMEに関心が高まらないのは?
その点が大きいのかな?

しかしながら、現状で本当に必要とされているのは、即効性のあるつなぎ役だと感じるわけです。
最終的には、やはり純水素なんでしょうけど、、、。

DMEのつなぎ役は20〜30年くらい担えるんじゃないかな?
1/4世紀も使えるんだったら?
開発の価値はあると思いますけどね?