【SAE】「セルの上限電圧が重要」,日産自動車が燃料電池車の耐久性向上について講演 - Automotive Technology - Tech-On!
 日産自動車は,「SAE2008 World Congress」(4月14日〜17日開催)において,燃料電池車への取り組みについて「Status of FCV Development at Nissan and Future Issues」(論文番号:2008-01-0423)と題して2008年4月15日に講演した。
燃料電池車「X-TRAIL FCV」2005年モデルについて説明したほか,燃料電池の耐久性向上について報告した。

 同社は,燃料電池の耐久性を損なうものとして(1)起動/停止による劣化(2)負荷サイクルによる劣化(3)アイドリング時の劣化,の3項目について挙げ,どの場合についてもセルの上限電圧を管理するのが重要とした。


1.起動停止については、カソード側のMEA(膜/電極接合体)のカーボン(C)の腐食が著しいという。原因は始動時や停止時は燃料や空気などの供給が偏り,それぞれの極で部分的な反応が起こってしまうため

2.負荷サイクルによる劣化、3.イドリング時の劣化は、カソード側の触媒にある白金(Pt)が流れ出し,電解質膜に偏在してしまうのが原因、とのこと。

いずれもセルの上限電圧を制御して、低めに抑えることで劣化は防げると言う話のようです。

しかしながら電圧を下げると、アイドリング時の電力消費量が増えるなど、問題も有るようです。

劣化しないMEAが実現すれば、一番なんでしょうけど^^;
それが出来れば、苦労はしませんよねぇ、、、、、。