さて、お次は204の方を料理にかかります^^
今回はこいつを解体してバックロードホーンにしてみます。
これはイベントのPA用に制作した半分オブジェみたいなシステムですが、中身は市販品です^;



やきものの飾りというか、、を外すとユニットが姿を現します。



中身はFEの206Σでしたっけ??
無駄に巨大な磁石が付いてますな。



全て取り外すとOTTO製のバックロードの箱が現れました。
ごく普通の?バックロードという感じでしょうか??



ビクターの箱と比較してみるとOTTOが20cmのユニットでこの大きさなのに対して、ビクターがいかに無駄にでかいかが?わかりますねw

で、、、、、。
OTTOの箱に204ユニットを入れて視聴してみたのですが、、、、。

NG!



あきまへん><;
全然ダメです、、、、、。
低音はスカスカ、高音はキンキンってな感じで、、、、、。

やっぱり安物は?だめなのか????
1万円↑のユニットと3千円代で買える物を比べること自体、間違っていたのでしょうか??
だめじゃん、、204、、、、、、。

まあ、そう言えばフォステクスの20cmも同様にスカスカの音でしたし、、、、、。
箱が悪いのかも????w

気を取り直して、204をビクターの箱に入れてみました。
特性曲線から判断して、204の方がバックロード向きだとにらんでいたんですがね、、、、。

で。
箱を入れ替えて聴いてみると?

驚きだ!!!!



404で低音の立ち上がり、立ち下がりの鈍さに不満を感じていたのですが、204は実にシャープに音楽を奏でてくれます!
ハイ上がりな特性から、確かにバランス的には中低音の厚みが減った感じはします。
もっとも404は数あるフルレンジユニットの中でも中低音に関してはピカイチですから、それと比べるのはどうかな?っと、、、、。

しかしながら404でおそらくホーンから漏れだしてくる音(逆相でしかもタイムラグがある)とふくよかな中低域が干渉して、聞きづらい感じがあったのが、204では全く感じません!

確かに、音の構成はこぢんまりした感じになりますが、いやな音の干渉が無くなるため、聴感上の不快感は腐食されます。
それでいて、より低音部のおそらく50Hzあたりのボリューム感は404をしのぐ音量で、しかもインパクト十分な低音を響かせてくれます。

ベースのデュオなんかはホントに鳴いてくれました><;;

これは逝ける!



思わず、叫んでしまいましたねw
ビクターの無駄に大きく無駄に重たい箱は、ダテでは無かったようですなw
404と204の音の差はエッジにあると感じます。
404がロールエッジなのに対して204はギャザードエッジです。
ギャザーの方がしまりが良さそうです。
しかも、音圧レベルが高いという点で言えば、振動計の軽量化が図られていると考えられますので^^

やはり204はバックロードに最適なユニットだと思います。
このユニットで良い音が出ない場合は、箱の設計に失敗したと考えても良いと思います。

バックロードで良い音がすると感じた初めての組み合わせですな。
まあ、フォステクスの12cmのユニットも同じ穴ではまるはずですから、かなり良い音が出ると思いますね。

ただ、これほどまでに無駄にでかい箱を作れるかどうか?という疑問はありますが、、、、。



さて、、、、。
202の方がバックロードにドンぴしゃな特性となると、、、、。
404をもう一回料理し直さなければ、、、、、。

今度は無駄にでかい密閉箱に入れてみることにします。
まあ、その辺に転がってましたので^^;
ダイアトーンのモニターを入れていた箱です。



エッジが無くなって、、、、、。
と言う話を以前にしたと思いますが。
なんと!スポンジのエッジです!!
をいをいw
そりゃあ、、、溶けて無くなる罠w



で、サブバッフルごと無駄にでかい密閉箱に移植しました。



最後はこんな感じですね。

音がどうこううんちくをたれる気はもうありません^^
上下とも何の不満もなく音楽を楽しめます。
本当に良い音がします。
疲れてるせいでしょうか?w

フルレンジユニットと言うものは、ある意味究極の音ですよ?
アンプと振動計を二本の電線で結んだだけです。
その間には、一切介在する物はありません。

結論から言うと204には無駄にでかく、無駄に重たく、しっかりと設計したバックロードがドンぴしゃで。
404には無駄にでかい!密閉箱がジャストチョイスと言うことになります。

この二つのユニットをあれこれいぢる場合は、とりあえずこの組み合わせを聴いてから、試行錯誤する必要があると感じました。


その後、、、、、。

2日間、視聴してみました。
404の方は、大型の密閉箱ですが、密閉だけあって逆相の嫌みな音は一切出てこないので、素直で非常に聴きやすい音です。
ユニット本来の音が聞けます。
確かにバランスはとれている感じですが、低域高域ともレンジが狭い感じは否めません。
BGMを流す感じなら、これで十分だと思われます。
しかしながら、面と向かって聞き込んでいくと、欲求不満な感じになりますね。
まあ、普段テレビとかラジオとか聴いている音は、それほど低音も高音も出ていないのに、不満感は感じませんので、それらに比べればかなり上質とは思いますが、、、、。
これがaltecの10cmと言う感じですかね?
オーディオ装置として、メインで使うには多少役不足な感じは否めませんね。
ただ、デスクトップHiFiを構成するための素材としては、可能性は感じられます。

204の方ですが、、、、、。
真夜中に静かな部屋で小音量で聴く分には、バランスも良く明瞭な感じで好感が持てますが、昼間に音量を上げてみると、やはり中低域が聞き苦しい感じになります。

アタック感は十分にあるのですが、音量が上がるとバックロード特有のホーン鳴きが顕著になってきます。
音楽の種類によっては気にならないかも知れませんが、バスクラリネットのソロなんかだと高い音は前面から低い音は下のホーンから出てきて、定位が落ち着かない感じになってしまいます。
ロングホーン特有の遅れて出てくる感じと、逆相の位相差で落ち着かない音になりますね。

もう一つ気になるのは、中高域にピークがあるため、中域の厚みが物足らない感じになってしまいますね。

まあ、この辺はあり合わせの箱なので、きちんと設計してやれば解消されるのかも知れません。
圧縮音源なので音源の質の低さが災いしている可能性もありますし、アンプの能力の低さもあるのかも知れません、、、、。





やきものの飾りというか、、を外すとユニットが姿を現します。



中身はFEの206Σでしたっけ??
無駄に巨大な磁石が付いてますな。



全て取り外すとOTTO製のバックロードの箱が現れました。
ごく普通の?バックロードという感じでしょうか??



ビクターの箱と比較してみるとOTTOが20cmのユニットでこの大きさなのに対して、ビクターがいかに無駄にでかいかが?わかりますねw

で、、、、、。
OTTOの箱に204ユニットを入れて視聴してみたのですが、、、、。

NG!



あきまへん><;
全然ダメです、、、、、。
低音はスカスカ、高音はキンキンってな感じで、、、、、。

やっぱり安物は?だめなのか????
1万円↑のユニットと3千円代で買える物を比べること自体、間違っていたのでしょうか??
だめじゃん、、204、、、、、、。

まあ、そう言えばフォステクスの20cmも同様にスカスカの音でしたし、、、、、。
箱が悪いのかも????w

気を取り直して、204をビクターの箱に入れてみました。
特性曲線から判断して、204の方がバックロード向きだとにらんでいたんですがね、、、、。

で。
箱を入れ替えて聴いてみると?

驚きだ!!!!



404で低音の立ち上がり、立ち下がりの鈍さに不満を感じていたのですが、204は実にシャープに音楽を奏でてくれます!
ハイ上がりな特性から、確かにバランス的には中低音の厚みが減った感じはします。
もっとも404は数あるフルレンジユニットの中でも中低音に関してはピカイチですから、それと比べるのはどうかな?っと、、、、。

しかしながら404でおそらくホーンから漏れだしてくる音(逆相でしかもタイムラグがある)とふくよかな中低域が干渉して、聞きづらい感じがあったのが、204では全く感じません!

確かに、音の構成はこぢんまりした感じになりますが、いやな音の干渉が無くなるため、聴感上の不快感は腐食されます。
それでいて、より低音部のおそらく50Hzあたりのボリューム感は404をしのぐ音量で、しかもインパクト十分な低音を響かせてくれます。

ベースのデュオなんかはホントに鳴いてくれました><;;

これは逝ける!



思わず、叫んでしまいましたねw
ビクターの無駄に大きく無駄に重たい箱は、ダテでは無かったようですなw
404と204の音の差はエッジにあると感じます。
404がロールエッジなのに対して204はギャザードエッジです。
ギャザーの方がしまりが良さそうです。
しかも、音圧レベルが高いという点で言えば、振動計の軽量化が図られていると考えられますので^^

やはり204はバックロードに最適なユニットだと思います。
このユニットで良い音が出ない場合は、箱の設計に失敗したと考えても良いと思います。

バックロードで良い音がすると感じた初めての組み合わせですな。
まあ、フォステクスの12cmのユニットも同じ穴ではまるはずですから、かなり良い音が出ると思いますね。

ただ、これほどまでに無駄にでかい箱を作れるかどうか?という疑問はありますが、、、、。



さて、、、、。
202の方がバックロードにドンぴしゃな特性となると、、、、。
404をもう一回料理し直さなければ、、、、、。

今度は無駄にでかい密閉箱に入れてみることにします。
まあ、その辺に転がってましたので^^;
ダイアトーンのモニターを入れていた箱です。



エッジが無くなって、、、、、。
と言う話を以前にしたと思いますが。
なんと!スポンジのエッジです!!
をいをいw
そりゃあ、、、溶けて無くなる罠w



で、サブバッフルごと無駄にでかい密閉箱に移植しました。



最後はこんな感じですね。

音がどうこううんちくをたれる気はもうありません^^
上下とも何の不満もなく音楽を楽しめます。
本当に良い音がします。
疲れてるせいでしょうか?w

フルレンジユニットと言うものは、ある意味究極の音ですよ?
アンプと振動計を二本の電線で結んだだけです。
その間には、一切介在する物はありません。

結論から言うと204には無駄にでかく、無駄に重たく、しっかりと設計したバックロードがドンぴしゃで。
404には無駄にでかい!密閉箱がジャストチョイスと言うことになります。

この二つのユニットをあれこれいぢる場合は、とりあえずこの組み合わせを聴いてから、試行錯誤する必要があると感じました。


その後、、、、、。

2日間、視聴してみました。
404の方は、大型の密閉箱ですが、密閉だけあって逆相の嫌みな音は一切出てこないので、素直で非常に聴きやすい音です。
ユニット本来の音が聞けます。
確かにバランスはとれている感じですが、低域高域ともレンジが狭い感じは否めません。
BGMを流す感じなら、これで十分だと思われます。
しかしながら、面と向かって聞き込んでいくと、欲求不満な感じになりますね。
まあ、普段テレビとかラジオとか聴いている音は、それほど低音も高音も出ていないのに、不満感は感じませんので、それらに比べればかなり上質とは思いますが、、、、。
これがaltecの10cmと言う感じですかね?
オーディオ装置として、メインで使うには多少役不足な感じは否めませんね。
ただ、デスクトップHiFiを構成するための素材としては、可能性は感じられます。

204の方ですが、、、、、。
真夜中に静かな部屋で小音量で聴く分には、バランスも良く明瞭な感じで好感が持てますが、昼間に音量を上げてみると、やはり中低域が聞き苦しい感じになります。

アタック感は十分にあるのですが、音量が上がるとバックロード特有のホーン鳴きが顕著になってきます。
音楽の種類によっては気にならないかも知れませんが、バスクラリネットのソロなんかだと高い音は前面から低い音は下のホーンから出てきて、定位が落ち着かない感じになってしまいます。
ロングホーン特有の遅れて出てくる感じと、逆相の位相差で落ち着かない音になりますね。

もう一つ気になるのは、中高域にピークがあるため、中域の厚みが物足らない感じになってしまいますね。

まあ、この辺はあり合わせの箱なので、きちんと設計してやれば解消されるのかも知れません。
圧縮音源なので音源の質の低さが災いしている可能性もありますし、アンプの能力の低さもあるのかも知れません、、、、。

 

Comments

    • しば's comment
    • 2007年03月21日 12:02
    • 私もOTTOの同型バックロードホーンを持っています。何かベストマッチのスピーカーユニットは無いでしょうか?私も色々試してみますが、・・・。
      確かに箱はバックロードホーンとしてはチャチでチープです。20cmがキャパオーバーならば16センチでは同でしょうか?情報が有りましたら教えてください。
    • でくの's comment
    • 2007年03月21日 20:12
    • OTTOの箱ですけど。
      これは、上下ともにホーンですね。
      高音部のドライバーがどんな物だったのか?よくわかりませんが、かなり高能率でインパクトの強い物だったと想像されます。
      バックロードホーン部はカットオフがかなり高音寄りになってしまっていて、当時は明確なバックロードの設計という物が無かったのかも知れません。
      とにかく全音域をホーンっぽく鳴らすと言うのが、コンセプトだったのでしょう。
      高域の漏れが激しいので、ネットワークで高域を十分絞って、低域のホーン鳴きを聴かせるのが、この箱の使い方だと思われます。

      ただし、コイルを挟むとアタック感が弱くなると予想されますので、デジタルチャンデバあたりで2WAY構成が良いのかな?
      ワイドレンジのホーンツィーターが必要になりますかね?

      そこまで、金かける価値がある箱にも感じないんですかね? ^^;

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