私がネットを始めた頃1997年くらいでしょうか?
その頃は、ネット全体がボランタリーな精神であふれていました。

たとえば、胎児の頃からの成長記録を、ネットに載せて、生まれるまでを紹介するなんて人もいました。
それを、見ている人たちがみんなで、生まれてくる子供の名前を考えて。「だれそれちゃん」てのはどうですか?
とか、胎児から、生まれるまでをみんなで共感し、一緒に喜び合う、なんて事もありました。

当時の個人のHP容量は5MBから20MBくらいで、もちろん回線はダイヤルアップですから、画像が多いページなると、なかなか開かないと言う感じでしたが、それでも、何かネットにつながるだけで、次々に新しい出会いにあふれ、誰もが友好的な感じだったように思っています。

それから、「掲示板」をそれぞれのHPが有していて、毎日のように、掲示板を巡回しては、お互いに色々と書き込んで、わいわいがやがやと、楽しい毎日だったように思います。

おそらく西暦2000年まではそんな状況だったかと、、、、、。

2000年以降、掲示板には、「悪質広告」「出会い系の誘い」などの招かざる客が多くなってきたように感じます。
ダイヤルQ2を使った、途方もない多額の請求書が届いたり、あるいは、全く身に覚えのないいわゆる「架空請求」が増えてきて、それまで、見ず知らずの人から届くはずのないメール(スパム)が、徐々に増え始めてきました。
現在では、日に200通はスパムが届きます。

何となく、ネットそのものもが、世の中の是も非もそのまま、流し込んだだけの味気ない世界に変わってしまった、それどころか、いつ何時、罠に引きづり込まれるやもしれぬ、恐ろしい世界になってしましました。

ウイルスメールやスパイウェアが、どこからともなく入り込んでくる、中には、ネットに接続しただけで、向こうから勝手に攻撃してくる、悪質な物まで登場しました。

個人HPを巡回しても、なにやら、更新が滞りがちな所が増えてきたようにも、見えました。
みんなが興ざめした感じでしょうか?

その頃は「チャット」に興じていたように思いいます。
MSN YAHOO AOL iChat いろいろありましたね。
夜遅くまで、飽きずに色々と部屋を回った物です。

2002年頃からでしょうか?
チャットに興じていた連中が次に流れ込んだのが、「オンラインゲーム」いわゆるオンゲですね。
ネットワークの中に、現実とは違うもう一つの世界があって、そこで、仲間を作り、日々成長してゆく、もう一人の自分に出会うことができる。
「マトリックス」という映画で、首にプラグを差し込むと、もう一つの世界に出現する、あの感覚です。

このオンラインゲームの場合、それ以前のゲームと違い、クリアとか、終わりがないと言うのも特徴で、まあ、短い物は7日程度で、終わる物もあるのかもしれませんが、1年2年ゲームを続けても、まだまだ、キャラクターが成長過程だったりするわけです。
私も、この2年間、HP更新当一切していなかったのは、この世界にのめり込んでいたからです。
仲間たちと、チャットしたり、一緒に遊んだり、とにかくゲームに登場する何万にと言うキャラクターを、すべて生身の人間が操っていて、それが自由自在にワールドを行き来して、戦ったり、商売したり、アイテムを交換したり、時には他人に借金までしてアイテムを購入したりしながら、日々、成長してゆくのですから、この醍醐味は、かつて無いものでしたね。

オンゲの次に何がくるのか?
それは、わかりません。

ただ、30代後半がオンゲユーザーに比較的多かったことを考えると、その世代は、別の方向に流れてゆくと思われます。